「ホリプロ保育園」えんちょーの安田美香です。「絵本の読み聞かせってどうやるの?」という疑問を感じている方々は意外と多いようです。「読み聞かせをしても子どもが全然聞いてくれない」という悩みもよく耳にします。そこで今回は読み聞かせで盛り上がる「ライブえほん」を紹介します。

 「ライブえほん」とは、人前で演じてみせるための絵本のこと。ライブえほんを提案したのは平田昌広さんと平田景さんという、ともに絵本作家の夫婦です。平田さん夫婦は絵本の制作だけでなく、夫婦で掛け合いしながら絵本を読んだり、昌広さんの語りに合わせて景さんが即興で絵を描くなどのライブ形式の読み聞かせ活動「メオトよみ絵本ライブ」を全国各地で開催しています。

「メオトよみ絵本ライブ」を行う平田昌広さんと平田景さん
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 そんなお2人が手がけたライブえほん「いぶくろちゃん」をわが家の子どもたちと一緒に読んでみました。

平田昌広・作、平田景・絵「いぶくろちゃん」(学研、1000円)
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息子「今日はぼくが読んでみるね。いぶくろちゃん、はじまり、はじまりー」

「わー! からだの中に、何かいるよ!」

息子「本当だ! ぼくのおなかにいぶくろちゃんがいる!」

対象年齢は3歳から。体の仕組みを分かりやすく学べるようなストーリーになっています
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 最初のページを開いただけで、さっそく子どもたちが大笑い。「いぶくろちゃん」という名のとおり、胃袋が主人公なのですが、自分の体に当てながら読み聞かせをすると、いぶくろちゃんが読み手の体からしゃべりかけてくるように見えます。それが面白いのか、「私にもやらせて!」と、子どもたち自ら読み手をやりたがります。

 口から入った食べ物が最初に収まる場所、それがいぶくろちゃん。いぶくろちゃんはおなかが空いて、おやつの時間を心待ちにしていましたが、あんまりおなかが空いたので、バナナを皮ごと食べてしまいます。

基本は縦に持って読みますが、このバナナのページは横に持って読みます
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 絵本を顔の右側で持ち、口を大きく開けて「あーん」とバナナを食べるまねをしながら読む息子。

「かわもむかずにたべました」で絵本を縦にし、自分の胃袋のあたりにもっていきます
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