この記事は「小中学生からはじめるプログラミングの本」(2017年2月発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。

・プログラムの最も基本的な構造(こうぞう)
・プログラムに書かれていることを上から順番に行う

最初に「3つだけ」おぼえればOK!

 プログラムって、難しそうですよね。でも、プログラムに書かれていることって、基本的に3つの構造(こうぞう)を組み合わせているだけなんです。

 つまり、最初に3つだけおぼえればOK! その3つとは、「順次実行」(じゅんじじっこう)、「条件分岐」(じょうけんぶんき)、「繰り返し」(くりかえし)です。

 まずは、順次実行を説明しましょう。

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効率よい作業には、順番が重要

 「順次実行」とは、やること(処理。しょり)を順番に指示書に書き、その順番通りに上から実行すること。運動会のプログラムも上から順にやっていきますよね。

 順次実行していけば、指示書に書かれた作業を効率(こうりつ)よく行えます。つまり、書いてある順番は重要です。

 ここでは、子どもに買い物メモを渡して、スーパーへお使いに行ってもらう場面を考えてみましょう。買い物メモが子どもへの指示書(プログラム)です。

 かしこいお母さんなら、スーパーのなかのどこにどの商品が置いてあるかはアタマのなかに入ってますよね。ですので、商品の置き場所を思い浮かべながら、商品を買う順番まで指示したメモを子どもに渡すはずです。

 「入口から順番に、まず野菜を買って、次に調味料を買って、肉を買って…」という順序立てたメモがあれば、子どもは迷わないで買い物できますよね。

 実際のプログラムでも、コンピュータにやってもらうこと(処理)を書く順番はとても重要です。そうしないと、効率が悪くなったり、思い通りの結果にならなかったりするからです。

(文/石井英男 絵/森マサコ)