1万円コーヒー、目隠しして食べる熟成肉?

 まずは、館のイメージどおりの高級店が集まった13階から見てみよう。エレベーターを降りて最初に目に入るのが、「てんぷら山の上 Ginza」。てんぷら山の上といえば創業63年の老舗として知られているが、銀座初出店となる同店では既存店ではできない新しい挑戦を積極的に行っていくという。

 炭火焼熟成肉専門店「旬熟成」や餃子専門ワインバル「立吉餃子」を運営するフードイズムが展開する「旬熟成 GINZA GRILL(シュンジュクセイ ギンザグリル)」は、日本初の“目隠しグリルリストランテ”だという。味に集中するため最初の数口を、目隠しをしてヘッドホンで肉を焼く音を聞きながら味わう食べ方とのこと。

 そして今回取材した飲食店の中で最もインパクトが強かったのが、厳選した日本茶を使ったカクテルをコース仕立てで楽しめるカフェ&バー「ミクソロジーサロン」。目の前でいれた煎茶でカクテルを作るスタイルや、日本茶とお酒が融合したような新しい味わいに、取材陣からも驚嘆の声が相次いだ。

 「GRAND CRU CAFE GINZA(グラン クリュ カフェ ギンザ)」は、コーヒーハンター川島良彰氏が手がけた“コーヒーの宝石”とも呼ばれる「Grand Cru Cafe(グラン クリュ カフェ)」を販売するショップの旗艦店。本来は年間契約のコーヒーセラーオーナーのための専用エリアだが、ビジターでも100gの焙煎豆が入ったボトル(1本1万円~)を購入すれば、2週間ボトルをキープでき、6杯分のコーヒーを飲める。

「てんぷら山の上 Ginza」は、エントランス近くに茶屋をイメージしたウェイティングバー、樹齢250年一枚ものの檜カウンター、隠れ家的なスペースの個室カウンター(6席)など、職人技を感じさせる凝った内装にも注目
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初めてのテイクアウト商品「ばら巻き」(3800円)は人気を呼びそう。夜のコースは1万3000円からだが、ランチは3500円の天丼なども提供
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「旬熟成 GINZA GRILL」では但馬牛を中心に世界最高レベルの発酵熟成肉を提供。100日以上という長期熟成肉を提供しており、“本当の肉の味”を感じるための「リスニング・イーツ」という食べ方ができる
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遠心分離機、減圧蒸留、真空調理などの技術を駆使したカクテルが人気のバー「ミクソロジー」の新業態「ミクソロジーサロン」では、目の前で抽出した日本茶を使った斬新なスタイルのカクテルを提供。11時からオープンしているため、ノンアルコールスピリッツを使用したティー・カクテルも充実
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「GRAND CRU CAFE GINZA」の「Grand Cru Cafe」は、コーヒー豆の鮮度を保ちアロマを閉じ込めるために、シャンパンボトルに焙煎した豆を詰めて販売している
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ミシュランスターシェフ下野昌平氏が手掛ける「ア・ニュ」の姉妹店「L'homme du Temps signe a nu(ロムデュタン シニエ ア・ニュ)」では、本店にはないプリフィクススタイルのディナーを提供。ディナー・ランチともにデザートはワゴンサービスで提供
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■変更履歴
 4段落目、初出では「ビジターでも200gの焙煎豆が入ったボトル(1本1万円~)を購入すれば」とありましたが、正しくは「ビジターでも100gの焙煎豆が入ったボトル(1本1万円~)を購入すれば」でした。お詫びして修正いたします。