“脱百貨店”めざした大丸松坂屋百貨店の新セレクトショップ

 ギンザシックスが建つ場所にもともとあったのが、松坂屋銀座店。“脱百貨店”を掲げて開発した同館には百貨店の売り場はなくなったが、そのDNAを継承するライフスタイル型セレクトショップがオープンする。2階吹き抜けスペース下に約150坪の売り場を構える「シジェーム ギンザ」だ。

 ターゲットは本質を極めた大人の女性で、国内外から仕入れた靴、バッグ、ジュエリーを中心に雑貨のセレクト業態を展開。6つのシーンに分けて、ひとりの女性のオンとオフのスタイルを提案する。バイヤーの猪田清香氏は「雑貨が9割を占めるのは洋服よりも今の気分を取り入れやすいから。商品を売るだけでなく、街歩きをして仕入れた、いまの銀座がわかる生の情報も、顧客づくりに役立てたい」と話す。

大丸松坂屋百貨店が運営する雑貨のセレクトショップ「シジェーム ギンザ」。インテリアデザインは、全館の内装を手がけたグエナエル・ニコラ氏に依頼。店名には第六感を刺激する売り場作りをしたいという思いが込められている
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ドレスアップ、デイリータウン、トラベルアクティブ、コージーリラックス、ギフト、プロモーションの6つのシーンに分けて、今の気分とファッションスタイルを雑貨で提案。「大人の女性がアップデートできる場を作っていきたい」(担当バイヤー)
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 同施設には、日本初上陸のブランドも12ブランド出店。カナダ・バンクーバー発のアスレティックウェアブランド「ルルレモン」や、フランス生まれのシャツブランド「エキップモン」が日本1号店をオープンする。ほかにも、2~3階には、欧米の人気デザイナーブランドがずらりと並び、ゆったりと開放感のある空間は、まるで海外の高級ショッピングモールのようだ。

サザビーリーグが展開するフランス生まれのシャツブランド「エキップモン」。ニューヨーク、ロサンゼルスに続く3店舗目。フレンチシックのなかに抜け感のある上質なシルクシャツが人気だ。定番商品のほか同店限定商品やケイト・モスとのコラボラインもおすすめ
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全世界で大人気の高品質でラグジュアリーなフィットネスウエアを展開するカナダのブランド「ルルレモン」。レトロな和のデザインが散りばめられた日本1号店では、メンズ、ウィメンズをそろえるほか、独特なパターンの反射プリントを施した東京限定コレクションも発売する
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3階ファッションゾーンには「3.1 フィリップ リム」「アレキサンダー・マックイーン」「メゾン マルジェラ」「アレキサンダー ワン」「マルニ」など世界クラスのデザイナーブランドが軒を連ねる
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