7万9800円と高額ながら、先行予約開始から約3カ月で約2万台を受注するなど異例のヒットとなっている炊飯器「バーミキュラ ライスポット」(愛知ドビー)。その魅力はどこにあるのか。専門誌3誌による視点を交え、その実力を解剖する。(関連記事「バーミキュラ炊飯器は“炊飯器じゃない”から売れた?」「“SNS顧客主義”がバーミキュラ炊飯器のヒット生む」

 愛知ドビー(名古屋市)が開発・販売する炊飯器「バーミキュラ ライスポット」(以下、ライスポット)が大ヒットしている。2016年12月の正式発売に先立ち、11月から同社サイトで先行予約を開始したところ、約3カ月で約2万台を受注した。

 愛知ドビーは、独自の加工技術を生かした鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」で知られる。鍋のふたが隙間なく閉まるほどの精密さが特徴で、外から水を足さずとも、野菜など食材の加熱時に出る水分だけで料理できる。食材の栄養分を逃さず、本来のうまみも引き出す「無水調理」が可能になるため、今までの調理法に満足しない生活者が注目した。

「バーミキュラ ライスポット」は7万9800円
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