7月5日、さいたま市の「鉄道博物館」に新館がオープンする。2007年の開館から10年。2017年から順次リニューアル工事を行っており、この新館の開業ですべて完成。総面積は1.3倍に拡大した。

敷地内の南端に完成した新館。地上4階建てで、延べ床面積は約6000平方メートル、展示面積は3500平方メートル
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 開館当時、車両をただ並べるのではなく、その車両が活躍した当時の情景まで再現した展示で世間をあっと言わせた鉄道博物館。それまで「お得意様」だった、鉄道ファンや鉄道好きの子供たちだけでなく、カップルがデートに訪れても楽しいスポットとして注目された。

 ただ、その後「リニア・鉄道館」(名古屋市)や「京都鉄道博物館」(京都市)ができたことで話題性は低下。客層がファミリーに落ち着いてきたこともあってか、2017年のリニューアルでは鉄道の仕組みが学べる「科学ステーション」、プラレールなどで遊べる「キッズプラザ」が追加されるなど、どちらかというと子供向けに振ってきた印象がある。

 今回オープンの新館も、メインテーマは鉄道の仕事を伝えることだという。またもや子供向けかと思って足を踏み入れたところ、そこには意外な展示が待ち受けていた。