6月23日の午前10時過ぎ、東京駅に東海道新幹線の新型車両「N700S」が初めて姿を現した。ただ、注目していたのはマスコミと子供を連れた客など、一部の鉄道に興味がある人たちだけ。大半の人は気にも留めていなかった。

東京駅に初めて乗り入れる姿を撮影していたのはマスコミばかり
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 新型車両といえば、その物珍しさから、スマホのカメラを向ける人が少なくない。そうならなかったのはひとえにN700Sのデザインにある。2017年11月に公開した「細かすぎる? 次世代新幹線“5つのポイント”」でも書いた通り、デザインが現在の主力車両・N700系とほとんど変わらないからだ。N700系との見分け方は、

・前面の形状(ややエラが張っていて、ヘッドライトが大きめ)
・側面の青いライン(運転台の下まで回り込んでいる)
・N700Sのロゴマーク(青いN700とはイメージが異なるゴールドのデザイン)

くらいなものだろう。正直、鉄道に詳しくない人が判別するのは難しい。

手前がN700S、奥が従来のN700系。ヘッドライトが少し大きくなっているのがわかるだろうか
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青いラインが運転台の下に回り込んでおり、正面からも確認できる
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ロゴマークはN700系と全く違うデザインになった。ここが一番分かりやすいようで、偶然出くわした客の多くはロゴの前で記念撮影していた
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