北斗星の雰囲気を求め、埼玉へ

 立地も快適性も優れるトレインホステル 北斗星だが、鉄道ファンとしては、やはり現役時代との違いは少し気になるところ。より北斗星の雰囲気を味わいたいと思い、埼玉県川口市へと向かった。

 JR武蔵野線と埼玉高速鉄道線が交差する東川口駅から歩いて7分ほど。住宅街に突如、青い車体が姿を現す。食堂車の「スシ24 504」がまるごと1両移設され、現役時代と同じ「グランシャリオ」という名前のレストランになっているのだ。

埼玉県川口市の住宅街に鎮座する「スシ24 504」
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屋根などは設けられていないが、塗装の状態などは良好だ
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スシ24 504は1973年に485系特急型電車の食堂車として製造され、88年に新津車両所(現・総合車両製作所新津事業所)、89年に大宮工場(現・大宮総合車両センター)で北斗星用の客車に改造された
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 連結面から車内に入り、細長い通路を歩いていくと、見覚えのあるグランシャリオの扉が出迎えてくれる。扉を開くと、通路を挟んで4人掛けと2人掛けのテーブルが左右に並ぶ。トレインホステル 北斗星と同じテーブル、椅子だが、やはり細長い車両の中にあるほうが、食堂車の雰囲気がする。窓の外さえ見なければ、今にも動き出しそうだ。

連結面が入口になっている
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細長い通路を奥へ進む。左側は厨房
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入り口には「グランシャリオ」のプレートが健在だった
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細長い店内は鉄道車両ならではの光景だ
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