進む海外進出 次のねらいはインドネシア

――海外展開の状況はいかがしょうか?

鄭氏: 海外で安定した市場を獲得しているのは台湾とタイです。ただ人気のゲームは異なります。

 台湾では『LINE レンジャー』『LINE ゲットリッチ』の人気が高く、パズルゲームは日本ほど主流ではない。人気は低い。ゲーム市場全体を見るとしっかりとした世界観のRPGが人気で、LINEの中ではミドルコアなゲームが受けています。

 一方、タイでは『LINE クッキーラン』がヒットし、高い人気を博しました。日本や台湾と比べると、タイのゲーム市場はまだ新しく、完成されていないので、ポテンシャルがある。今後もいろいろなジャンルの展開が考えられると思います。

タイで人気ゲームに成長したという『LINE クッキーラン』。上は日本、下はタイのタイトル画面。(c)2014 Devsisters Corp., All Rights Reserved
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タイでリリースされている『LINE クッキーラン』のゲーム画面。「タイのゲーム市場はまだ新しく、今後もいろいろなジャンルの展開が考えられる」という。(c)2014 Devsisters Corp., All Rights Reserved
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――その他に今後力を入れていきたい国はありますか。

鄭氏: 期待しているのはインドネシアです。インドネシアは現在「LINE」が成長中。これに合わせて、ゲームも準備していきたいと考えているところです。デバイスや通信環境を考え、まずはスペックの軽いものから提供していく予定です。

 LINE GAMEの展開には、まず「LINE」が普及していることが先決です。「LINE」が普及していればそのプラットホームを活用しながら展開していくことができます。それはLINEにしかできないことでもある。ゲーム単体でユーザーにアピールするのではなく、新しい体験として提供していくのがLINE GAMEの役割だと考えています。