定額で聴き放題の音楽配信サービスが増えている。一体、どれを選べばいいのだろう? 愛用者に聞くと、サービスによって得意な音楽ジャンルやアーティストに偏りがあるらしい。また、機能や操作性も異なるが、単純に優劣の差があるというよりも、自分に合っているかどうかで心地よさが変わるらしい。「一番いいのは、いくつかのサービスを使ってみること。どのサービスも無料期間を設けているから、試して判断するといいよ」と口をそろえる。

 そうは言っても、どれから試せばいいのかわからない……。そこで、定額制の音楽配信サービスを愛用している音楽マニアたちにその使い方を聞いてみた。お薦めで出てきたのは、Google Play Music、Apple Music、Spotifyの3つ。ただし、決め手は人によって結構違う。さあ、あなたが一番近いタイプはどれ? その人の意見を参考に、試してみよう。初回はGoogle Play Music(月額980円)愛用者の場合。

 この記事で紹介するのは、Apple MusicやLINE Musicなども使ってみたものの、結局、Google Play Musicに落ち着いたライター・四本淑三の場合。決め手になったのは、手持ちの楽曲もネット上にアップロードして、まとめて管理できることだったという。「定額制音楽配信サービスで配信されている曲はもちろん、ライブの物販でしか買えないようなインディーズの音源も、1カ所にまとめたいんですよね」(四本)。

音楽系ライター・四本はGoogle Playをなぜ選んだか

【四本淑三プロフィール】
1963年生まれ。楽器やオーディオ、ミュージシャンなど音に関係する記事を書くライターです。グランド・ファンク・レイルロードでロックに目覚め、セックス・ピストルズの時代に多重録音にハマり、高校生になって音楽誌への投稿もしつつ、大学時代にMIDIシーケンサーとしてApple IIを手に入れた後、色々あって今に至ります。仕事で使っているMacBook Airは尊敬する冨田勲さんのサイン入りなのが自慢。

■現在使っているサービス
Google Play
Spotify(無料)もちょこちょこ

■選択の決め手は?
パソコン内の曲もクラウドにアップロードして管理できること!
1カ所に有名な曲も、自分のバンドの音源やライブの物販でしか買えないようなインディーズの音源も1カ所にまとめて管理したい。

■よく聴く曲は?
基本は70年代のロック。レッド・ツェッペリンとかクイーンとか、キング・クリムゾンとかロキシー・ミュージックなど。80年代、90年はパソコンと通信に夢中だったので、ほとんど音楽は聴いていません。2000年代に入ってからはPomplamooseや OK Goのような YouTubeで目立っている人たち。日本のインディーズシーンでは、最近だと「てあしくちびる」「左右」という男女デュオが最高です。

■どうやって聴いている?
・スマートフォンとイヤホンで聴く
・自宅ではiPadとBluetoothスピーカー、あるいはPCにスピーカーを接続

■ライター・四本の使い方はこんな人に向いている
・聴きたい曲は自分で選ぶので、リコメンドは不要。
・友人との会話やSNSの口コミで聴きたい曲に出会うことが多い。
・自分のバンドの音源やライブの物販でしか買えないようなインディーズの音源など、音楽配信サービスでは手に入らない曲もまとめて管理したい。
・音楽配信サービスは、音楽を聞き込むためではなく、気になる曲をチェックするために使う。

 次ページでは、こんな四本がGoogle Playをどのように使っているかを語る。