モーニング娘。'17やSexyZoneがヒット曲を生み出すには?

モーニング娘。'17「邪魔しないで Here We Go!」(アップフロント)
[画像のクリックで拡大表示]

 最後に、今週の1位と2位を見てみると、ハロー!プロジェクトのモーニング娘。'17と、ジャニーズのSexyZoneという上位常連のアイドルたちが大接戦を繰り広げています。 ビルボードのCDセールスの調査元であるサウンドスキャンでは、モーニング娘。'17が17.8万枚を売り上げたのに対し、Sexy Zoneが11.5万枚となっており、この差がそのままビルボード総合の1位と2位に反映された形です。

 これに対し、オリコンではイベント参加の対象作品に集計の上限があるようで、モーニング娘。'17が11.1万枚となり、Sexy Zone(11.9万枚)のほうが上回っています。

 今週、双方のファンが1位に喜んでいる様子がネット上で見られましたが、やはりチャートに長く滞在してこそ、ヒット曲と呼ばれるもの。それぞれのパフォーマンス力は多くの人が認めているので、あとは現メンバーによって、幅広い世代に知られるヒット曲が生まれればと思います。

 次週以降は、CD発売前ながらすでにTOP10入りを果たしている乃木坂46や欅坂46が上昇してくることが予想されます。個人的にはモーニング娘。'17やSexyZoneが、たとえ彼女たち“坂道グループ”にCDセールスで差をつけられても、ダウンロードやラジオなど総合的に支持され続けることで、“1位獲得曲”から“ヒット曲”になることを期待します。

乃木坂46「いつかできるから今日できる」(ソニー)
[画像のクリックで拡大表示]
臼井 孝(うすい・たかし)
1968年京都府出身。地元国立大学理学部修了→化学会社勤務という理系人生を経て、1997年に音楽系広告代理店に転職。音楽作品のマーケティングに携わったあと、2005年にT2U音楽研究所を設立。現在は、本業で音楽分析や「au MUSIC Store powered byレコチョク」での選曲、さらにCD企画(松崎しげる『愛のメモリー』メガ盛りシングルや演歌歌手によるJ-POPカバー・シリーズ『エンカのチカラ』など)をするかたわら、共同通信、月刊タレントパワーランキングでも愛と情熱に満ちた連載を執筆中。Twitterは@t2umusic。