毎回異なる音楽チャートから最新のヒット曲を紹介する「臼井孝の音楽チャートから見るヒット曲最前線!」。月の前半は総合的なビルボード・ジャパン・チャート、後半はパッケージや配信のセールス、動画や歌詞の検索数、カラオケや有線リクエストなど個別のヒットチャートから1種類を選択し、ヒット曲を見つけていこうと思います。

 今回は、ビルボード・ジャパン・チャートの算出にも使われているミュージックビデオ再生ランキングを見てみます。これは、動画サイトのYouTubeとGYAO!での再生回数から決められています。同じく無料のランキングとしては歌詞サイトをチェックした際、バンドや女性ソロなどメッセージ性の明確なアーティストが多数上位入りしましたが、映像という大きな要素があり、なおかつ無料で音楽に接触できる動画サイトでは、どんな楽曲が人気なのでしょうか。

秋元康プロデュースの欅坂46が1位

 1位は先週の音楽チャート同様に、秋元康プロデュースのアイドルグループ、欅坂46のデビュー曲がランクインしました。CDセールスのみならず動画も大人気です。2位、3位にはPerfume、BABYMETALと海外でも人気の女性グループが並び、これまた先週のチャート同様の動きが見られます。4位は、「千本桜」の本家バージョンともいえるWhiteFlame feat.初音ミクによるもので、動画サイトでの初公開から5年目でも大人気です。

 他にも、BIGBANG「FANTASTIC BABY」、三代目J Soul Brothers「R.Y.U.S.E.I.」、ONE OK ROCK「Wherever you are」など1年以上前の楽曲がロングヒット中で、動画サイトのランキングがアルバムCDや有料音楽配信でのロングセラー化に反映されていることが分かります。

今週注目のシングル・ヒットチャート『ビルボード・ジャパン・チャート:ミュージックビデオ再生ランキング』(2016年4月11日~4月17日)
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※「-」は20位圏外、週数は総合TOP100に入った週、網掛けはCDや配信開始が2015年以前のロングヒット曲。
※発売元略号:A=エイベックス、AL=アルテメイト、AS=A-Sketch、K=キング、S=ソニー、TF=トイズファクトリー、U=ユニバーサル、W=ワーナー
■提供元:ビルボード・ジャパン