合羽橋の老舗料理道具店「飯田屋」6代目、飯田結太氏がイマドキの調理道具を徹底比較。2回にわたるビール専用グラス検証の2回目はクラフトビール編。豊富な種類に合わせた専用ビアグラスの選び方と味わいの違いを検証する。

合羽橋の老舗料理道具店「飯田屋」6代目、飯田結太氏
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 こんにちは、飯田結太です。前回(「ビールがうまくなるグラス5選 道具のプロが徹底比較」)はラガービール専用のビアグラスを比較検証しました。今回はクラフトビールです。さまざまな種類があり、味わいも香りも異なるクラフトビール。よく知られているのは、ペールエール、IPA(インディア・ペールエール)、スタウト(黒ビール)など。これらはアルコール度数が高くて香りも濃厚、味わいに個性があり、ファンも多いですよね。

 まず、クラフトビールをおいしく楽しむために必要なのは、冷やしすぎないこと。アルコール度数が高めのエール系の適温は10~12度といわれています。また、IPAやスタウトは常温のほうがおいしいとも。それぞれ個性があるので、その個性を引き立ててくれるのが、専用のグラスなんです。

 プロに人気があるビアグラスは、ドイツのグラスメーカー「シュピゲラウ」のもの。この会社は、ビール醸造所と一緒にグラスを共同開発しているんです。まさにビアグラスに特化したメーカー。私もビール好きとして、さまざまなビアグラスを試していますが、現在のところ、シュピゲラウに勝るグラスは見つかっていません。飲み口の薄さも、ビールの味わいに合わせたふくらみ具合も絶妙で、ビール本来の味をダイレクトに楽しめます。今回は、プロ御用達のシュピゲラウのグラスを検証します。

左から、シュピゲラウ(SPIEGELAU)の「スタウト」「アメリカン・ウィート・ビール」「IPA」。各2個セットで飯田屋店頭価格3500円
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■変更履歴
記事中に誤りがありました。初出時に「IPA(インディアン・ペールエール)」としてしましたが、正しくは「IPA(インディア・ペールエール)」です。お詫びして訂正いたします。該当箇所は修正済みです。 [2018/5/28 20:07]