超軽量、飛行機仕様の素材で時短調理がかなうフライパン

 金属のなかでも熱伝導が良いアルミニウムよりもさらに熱伝導率が高く、重さはアルミニウムの約3分の2。鉄の約5分の1の重さといわれるマグネシウム。実用できる金属の中で最も軽いとされるマグネシウムを使ったフライパンが、ユーロキッチンの「magpan(マグパン)」です。

ユーロキッチン「magpan」(28cm、1万3000円)
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 マグネシウムは、飛行機や自動車によく使われる素材。しかし、調理道具に導入されたのは初めてだと思います。熱伝導率が高くて、ガスの火力を短時間で食材に伝えるのはもちろん、遠赤外線効果があるので、食材の中まで加熱できる。こんなに調理に適している素材が今までなかったのが不思議なのかもしれません。これでアルミニウムのフライパンよりも短時間でおいしい料理が完成するのだそうです。特に卵料理に力を発揮しそうですね。

 さらにマグパンは、取っ手がスイッチ一つで折り畳めるので収納にも便利。マグネシウムの特性を活用した鍋などの調理道具はこれから増えるかもしれません。期待すべき新しい素材の登場ですね。

取っ手が折りたためるので便利
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 今回取り上げたのは、どれも個性を際立たせたフライパン。料理に慣れて、新しいフッ素加工のフライパンの購入を考えている人にお薦めします。まさに、フライパンは進化が止まらない状態。まだまだ面白いものが登場しそうです。(談)

(文/広瀬敬代、写真/菊池くらげ)