おにぎり、弁当、サンドイッチと並ぶコンビニの主力商品「パスタ」。手早く食べられてしっかりエネルギーチャージができるため、ランチに利用している人も多いだろう。コンビニのパスタは毎月新作が発売され、また定番メニューもリニューアルを繰り返し、常においしさを向上させている。そこで各コンビニのトマトソース系パスタを食べ比べてみた。今回は人気のナポリタンを実食してみた!

使用している具材と麺の太さに違いが見られる

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 今回のコンビニ食品の実食テストは、近ごろブームが再燃しているといわれるナポリタン編をお届けする。各コンビニで味はどれだけ違いがあるのか、また本当においしいのか。その疑問を解消すべく、味香り戦略研究所による味覚分析と、食のプロによる実食テストで、コンビニ大手3社のナポリタンをチェック。セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、それぞれの味の傾向を明らかにしていく。ただし、ローソンのナポリタンは、実食テスト後にリニューアルしてしまった。このため、あくまで参考情報としての掲載と考えてほしい。

 実食するのは以下の3商品だ。

○セブン-イレブン「あらびきソーセージのジューシーナポリタン」(369円)
○ファミリーマート「昔ながらのナポリタン」(369円)
○<参考>ローソン「たっぷりソースのナポリタン」(369円)

※なおローソンでは、現在は価格は同じだがパッケージや中味がリニューアルされた「やみつきナポリタン」が発売されている

 ナポリタンは喫茶店で長年愛される人気メニューだが、最近はロメスパ(路麺スパゲティ)としても高い注目を集めている。手軽に食べられるナポリタン専門店が続々とオープンし、ランチ時はビジネスマンが列を作る光景も珍しくない。

 コンビニ3社のナポリタンを見比べると、まず具材に大きな違いがあることが分かる。セブン-イレブンは商品名にもあるようにソーセージに力を入れていて、粗挽きの太いソーセージが目を引く。またピーマンも一番量が多く、ソーセージと並び存在感が大きい。ファミリーマートは薄めにスライスしたソーセージと、大きめにカットされた玉ねぎ、少量のピーマンが載っている。どちらも粉チーズが最初からかかっていて、レンジアップすると溶けてほどよくソースに絡まるものと思われる。

 一方のローソンは、細長いソーセージに加えてハムを刻んで入れている。2種類の肉素材を入れることで、異なる旨味と食感が味わえるはずだ。そしてピーマンは入っていないがパセリがかかっていて、マッシュルームが入っているのも特徴。パルメザンチーズは別添えで、好みで加えることができる。

 麺はセブン-イレブンとローソンが同程度の太さで、ファミリーマートは2社に比べると明らかに細い。一般的にナポリタンの麺は太く、食べ応えのある作りになっている場合が多いようだが、あえて細い麺を使ったファミリーマートのナポリタンは、何か狙いがあるのだろうか。

セブン-イレブン
「あらびきソーセージのジューシーナポリタン」
粗挽きにしたソーセージやピーマンを彩り良く盛り付けたナポリタン。甘味と旨味の強いイタリア産完熟トマトを使用した濃厚なソースと、食感の良い太めの麺も特徴。税込み価格398円
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ファミリーマート
「昔ながらのナポリタン」
甘味と酸味をバランス良く仕上げた昔懐かしい味わいのソースを使用。麺はモチモチとした弾力が特徴。玉ねぎは大きめにカットしてシャキシャキとした食感を残した。税込み価格398円
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<参考>ローソン
「たっぷりソースのナポリタン」
トマトの酸味&コクが利いたソースと、弾力のある太麺を使用したナポリタン。ソース量が多く、ハムとマッシュルームが入っているのも特徴。パルメザンチーズ付き。税込み価格399円
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 使用している具材の違い、麺の太さの違いは、やはりおいしさに関係があるのだろうか? 味覚分析の結果とプロが実食した感想から、それぞれのナポリタンの特徴を見ていこう。