コンビニで密かに売れている商品、あるいは注目の新製品を紹介するこの連載。今回はリニューアルしたセブン-イレブンの牛カルビ弁当を紹介しよう。

男性客を虜(とりこ)にするロングセラー商品

 次々に新商品が展開されるコンビニにあって、ずっと変わらず販売されている定番商品がある。セブン-イレブンの牛カルビ弁当もそのひとつだ。最初に発売されたのは25年以上も前のこと。その間、弁当で常に上位にランクインし、現在も30~50歳代の男性客層を中心に人気を博しているという。

セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 FF・デイリー部 米飯・麺類マーチャンダイザー 片岡孝寛氏。「定番商品を常にリニューアルし、おいしさ、品質の向上に努めてまいります」と話す

 このセブン-イレブンの「炭火焼牛カルビ弁当」が10月にリニューアル。前作「特製タレで食べる! 炭火焼カルビ弁当」の発売から、わずか半年でのリニューアルと期間が短い。この理由について、セブン-イレブン商品部の片岡孝寛氏は、「毎年リニューアルをしており、期間にとらわれず能動的に見直しをかけています」と話す。

 では、前作からどのようにリニューアルしたのか?

 まず大きく変わったのが肉の厚み。前作もカルビ肉は厚めだったが、今回はその約2倍の厚さに変更している。約5ミリ厚の肉を使用しているため、硬さや筋張りをなくすことに注力したそうだ。

 タレも自然な甘味を目指し、新たに果実を加えて爽やかな風味に仕上げたという。さらに熟成感を出すために、赤ワインを使って果実の熟成感もプラスしている。このタレの味わいを最大限に生かすため、タレは別添えと先がけタイプを比較し、今作では先がけを選択したという。

 そして炭火焼きの工程を見直し、より風味や食感のよい本格的な炭火仕立てに。もともとの生肉の形によっても焼き具合が変化することから、「炭火焼成時の風味付けにばらつきがないように仕上げるのに苦労した」(片岡氏)とのこと。

 意欲的なリニューアルが功を奏し、「変更前から比べて約2倍の売り上げになっております」(片岡氏)とも話してくれた。

「炭火焼牛カルビ弁当」
炭火で焼き上げた牛カルビを、ご飯の上に敷き詰めた焼肉弁当。分厚い牛カルビと、コク・甘味のあるタレが相性抜群。食べ応えがあるため男性客層を中心に支持されている。税込み価格560円
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