コンビニで密かに売れている商品、あるいは注目の新製品を紹介するこの連載。今回はローソンが国産食材を使用した中華まんの第1弾として、9月27日より展開している「安納芋まん」を紹介しよう。

購入客の7割が女性!

 コンビニの中華まんは、おでんと並ぶ冬の風物詩。近ごろは通年販売しているコンビニも多いが、やはり食べたくなるのは秋になってからだろう。

 しかも、最近のコンビニの中華まんはラインアップが多いのが魅力。ローソンでは「肉まん」「ピザまん」「カレーまん」「北海道小豆の粒あんまん」「北海道小豆のごまあんまん」(各税込み120円)の5種類を定番品として販売している。嗜好性の高いカレーまんについては、現在はキーマカレーまんだが、冬には異なるカレーまんを提供するという。

 また、これらに加え、「極上肉まん」(税込み170円)や「釜焼きチャーシューまん」(税込み160円)などワンランク上のメニューも発売されており、今年は日本各地の厳選食材を使用した中華まんを順次展開していく。その第1弾が、鹿児島県種子島産安納芋を使用した「安納芋まん」だ。

ローソン 商品本部 カウンター商品部 MD 金井友香氏。安納芋まんは「安納芋の人気、安心・安全な国産食材の使用、女性向けの商品」を念頭に開発したと話す
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 安納芋まんは今年で3年連続での発売となる。2年目の2015年は、販売数が前年の約2倍にまで伸びたというヒット商品。そして購買層の7割が10~30代女性なのも特徴だ。この理由について、ローソン商品部の金井友香氏は「女性が芋系の味を好むことと、ピンク色のかわいい見た目が影響しているのではないでしょうか」と分析する。ちなみに中華まん全体の男女比率は5:5とのことからも、女性に支持されていることがうかがえる。

 種子島産の安納芋を1カ月以上熟成させ、溶岩プレートでじっくり焼いた後、ダイスカットとペースト状にした餡をピンクの生地で包む。ダイスカットは昨年より蒸し時間を少し短くすることで、「よりホクホク食感が残るように仕上げた」(金井氏)という。芋本来の味わいや食感を損なうことなく甘さもしっかり出し、安納芋をイメージさせる見た目の工夫により、女性客のハートをつかんだようだ。

「安納芋まん」
じっくりと熟成させて甘みを引き出した鹿児島県種子島産安納芋を使用。安納芋をダイスカットとペースト状にすることで、濃厚で滑らかな舌触りとほくほくとした食感に仕上げている。130万食限定。税込み価格140円
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