平日料金に想定以上の割安感。「幹事さん無料」のコンペパックも

 HPのカレンダー料金を見ると、「7時、10時スタート限定」「4人以上で予約者無料」「早割」「3組9人以上で幹事様1名無料」「早朝ハーフ」「薄暮ハーフ」などの文字が躍る。

 また、同じプランでも時季によって機動的に価格を変更させているため予約の際は確認して頂きたいが、敢えて「税込み、4バッグ、セルフプレー、昼食付」の基本的な条件での「プレー料金」を紹介すると、ハイシーズンの平日が7,700円前後、同休日が18,990円前後、オフシーズンの平日が5,790円前後、同休日が11,900円前後。

 これには1,188円までの昼食代が含まれているので、その分を差し引いた利用者から見ての実質的なプレー料金は、同じ順番で6,602円(前後、以下同)、17,802円、4,602円、10,712円となる。ハイシーズンの休日料金が突出して高いものの、他の時季は思った以上に安い。特に平日の低料金が嬉しい。

受付も精算もこれ1台で済ますことができる
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精算時、受付にスタッフさんの姿はなかった
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 割安な「得々コンペパック」が2組7人から対象になったり、3組9人以上のコンペでは幹事分(1人)分のプレー代が無料になるなど、他のゴルフ場ではあまり見られない特典もある。もし時季や曜日の選択で自由が利くようなら、かなり割安な料金でプレーを楽しむこともできそうだ。

 さらに誰でも参加できる「オープンコンペ」を月2回開催。平日を対象に「1人予約制度」も始まった。夏場を中心に「午前スルー」を実施。「午後スルー」は基本的に通年で利用可能だ。「追加ハーフ無料」プランはアスリート系には嬉しい企画。集客のための工夫は多い。

様々なプランに対応する「マスター室」。朝は忙しそうだ
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「午前」「午後」のスループレーも実施している
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 ゴルフ場の所在地は名前の通り成田国際空港の東側。同空港からは20km弱、クルマで約30分の距離に位置する。東京からクルマで向かう場合は東関東自動車道の大栄IC経由が最も早い。都心から同ICまでは約1時間。ICからは15分程度だ。関係者の方に「東京からはちょっと遠いですね」と話し掛けると「群馬県や栃木県のゴルフ場に比べればかなり近いと思いますよ」と間髪入れずに切り返されてしまった。

大半の来場者がクルマ利用だ
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駐車場は182台の収容が可能だ
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 便数が少ないながらクラブバスも運行されている。完全予約制で、朝夕1便ずつ。発着の起点となるのは成田空港第2ビル。当日、1階中央口近くの一般車両レーンで待機していると、8時20分発のバスが10分ほど前にやって来た。「平日は空港への通勤ラッシュと重なり周辺道路が渋滞しやすい」(運転手さん)ので、朝は要注意だ。

クラブバスが待機する成田空港第2ターミナルの中央口
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クラブバスは定刻に出発した
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 今回は初挑戦だった。セルフプレーだったこともあり、隠れた谷にボールを落としたり、仕組まれた罠に見事にはまったこともあった。「一度コースを体験したので、もう同じ轍は踏まない。次回はきっと好スコアで回れるはずだ」――。それが間違いだと分かっていても、妄想だと気づいていても、やっぱり夢を抱いて行きたくなってしまう。そんな困ったゴルフ場だった。

(2017年1月)