レトロ調の浴室。昔は「温泉」が売り物。練習施設は今一つ

 施設の方に目を転じると、到着したクラブハウスはやや期待外れ。特に車寄せ周辺は簡素で機能優先のデザイン。スタッフさんの出迎えもなく、クルマからのバッグの積み下ろしも自分で行う仕組み。

クラブハウスの正面玄関。思ったよりも簡素な造りだった
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バッグは所定の場所まで自分で運ぶ
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 エントランスを入ると左側に受付。「アコーディアカードをお持ちの方は自動受付でお願いします」と女性スタッフさんに誘導される。上下のユニフォームが今年から新調されたという。今までよりもカジュアル色が薄れ、より機能的になった印象だ。

エントランスを入ると、右がバッグ置き場、左が受付。中央には多様な商品が並ぶ
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自動チェックインの機械操作は女性スタッフさんが教えてくれる
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 建物の外観は正面よりコース側から見た方が良かった。面白いのは「時計台」付きの別棟があることで、本館とは橋のような通路で結ばれている。近くにいた女性スタッフさんは「あちらの棟はコンペルームなどになっていますが、今は余り使われていませんね」と、ちょっぴり寂しそうだった。

コース側から見たクラブハウスには重厚感があった
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時計台のある別棟にはこの通路を渡って向かう
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 館内のロビーや受付カウンター周辺にゴルフ関連商品や土産物が大量陳列されているのは同グループではお馴染みの光景。ウエアコーナーには試着スペースまで用意されている。ラウンジは賑やかなショップに押し出されたかのように窓際に設けられていた。

受付周辺にもゴルフ関連商品などが並ぶ
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プロショップの一角には試着室が用意されていた
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受付の隣に置かれた貴重品ボックス
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簡単な椅子とテーブル、ソファーが並ぶラウンジ。高級感はない
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 ロッカーは木製で比較的きれい。4ケタの数字を入力して開閉する仕組み。1階だけでは本数が足らないのか、2階にもスペースが確保されていた。トイレ、洗面所、貴重品ボックスなどはシンプルで特別感はなかった。

木製のロッカーが並ぶ。開閉は4ケタの数字を入力する方式
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洗面所もシンプル。トイレの個室は6室
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 浴室は窓のデザインがレトロ調で印象に残った。外は雑木林なので眺望より内部の雰囲気を味わう造りだ。ユニークなのは浴槽がL字型に2つ並んでいたこと。会員さんが「昔は温泉と沸かし湯に分かれていたそうです」と解説してくれる。

 緑営開発(株)が造ったゴルフ場は旧名の「成田スプリングスCC」をはじめ「千葉スプリングスCC」「東京湾スプリングスCC」など皆「スプリングス」の名前が付く。ゴルフ場と温泉をセットに開発し、既存のゴルフ場との差別化を図ったものだ。このL字型の浴槽もその名残り。だが今、温泉は出ていない。ここもまた“夢の跡“である。

浴室。窓のデザインがレトロ調
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清潔感のあった脱衣場
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 2階のレストランは一般的な広さ、内装で、記憶に残ったのは入り口周辺に積み上げられた土産品の数々の方。特に「りんごパイ」や「クロワッサン」などの販売には力が入っている。

明るいレストラン。内装に特別な印象はない
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「りんごパイ」など様々な食品を土産用に用意している
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 昼食メニューは全部で16種類。大半のプランが昼食付で、1,188円(税込み、以下同)までのメニュー(4種類)は追加料金なしで食べられる。最高値は「牛タン御膳」の1,998円。上値こそ抑えられているが、全体の価格水準は高めだ。「昼食付」なので利用者には価格抵抗感が薄いのかもしれない。ビール(生中)は799円。朝は「洋定食」と「和定食」が共に972円。「トーストセット」が486円。

「牡蠣フライ膳」はこの時季の目玉商品だ
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「体が温まりますよ」と勧められた「スーラータン麺」
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ビール(生中)は高額だけあって、容量も多めに見えた
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「おつまみは如何ですか」と女性スタッフさんが急接近
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 元トーナメントコースということで練習設備には期待していた。しかし、そうでもなかった。ドライビングレンジは全部で16打席。前方の距離は250ヤード近くあって数字的には申し分ないのだが、実際に利用してみると、打席の間隔がやや狭めで、ボール(30球、432円)やマットも使い込んだものが目立つ。「以前、打球事故があった」そうで、安全確保のためにドライバーは使用禁止である。

 パター練習場は3面あり、うち2面が使える。アプローチやバンカーの専用練習場はない。練習終了後に「マスター室」にいた男性スタッフさんがコースの特徴などについて親切に説明してくれたのは嬉しかった。

ドライビングレンジ。陽が当たらず寒そう。当日は利用が少なかった
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距離は250ヤード近くあるが、「ドライバーは使用不可」だ
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「ACCORDIA GARDEN」と書かれたボールが多い
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パター練習場はクラブハウス前にあって利用しやすい
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