懐かしい「手引きカート」。様々な割安プランで集客に励む

 プレースタイルは「手引きカート」利用で、キャディ付とセルフプレーの選択制。常に身近にある手引きカートはクラブ選択の自由度が高まるので好きだ。この日はセルフプレー組が多く、キャディ付プレーを楽しんでいるのは数組しか見かけなかった。関係者の方は「休日なら5~10人、平日なら2,3人のキャディが対応できます」と話していた。

1番スタートホール。周辺にはセルフプレー組が次々に集まってきた
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「キャディ付プレー」を楽しむ組も見掛けられた(18番)
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 プレー料金は随時見直されているので、予約の際は改めて確認していただきたいが、ここでは大半を占める「セルフプレー」を前提に紹介したい。ハイシーズンは平日が8,980円(4バッグ、220円のロッカーフィー除く、税込み、以下同)、土日曜日が13,980円、祝日が12,980円。オフシーズンは平日が7,980円、土日曜日が12,980円、祝日が11,980円。キャディフィは4バッグの場合で3,499円。他の荒川沿いの河川敷コースに比べるとやや高い感じがする。都心に近い好立地のせいだろうか。

貴重品ボックス。開閉は指紋認証式
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精算。女性スタッフさんがにこやかに対応してくれた
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 その分、様々な名目で割安にプレーできる日を設定、集客に努めている。「チャレンジカップ」「ギフトセットカップ」「2ボールダブルスカップ」などと名付けたオープンコンペを毎月2回ほどのペースで開催。70歳以上を対象にした「グランドシニアデー」、女性限定1,000円引きなどを謳った「レディスデー」、「お土産&家族よろこんデー」「ラッキーナンバーデー」などアイデアがいっぱいだ。

「オープンコンペ」を積極的に開催している
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「ラッキーナンバーデー」という企画は初めて見た
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 ほぼ年間を通しで「早朝ゴルフ」と「夕刻ゴルフ」を実施。1.5ラウンドを希望する方には追加料金(0.5ラウンド分)が通常の半額の1,000円になる「追加ハーフ半額デー」を週1日のペースで設定している。来客数が少ないと判断された時には突然、HPに「お客様感謝デー」が出現し、ハイシーズンでも7,480円でプレーできるので、これも要チェック。精算時には「次回割引クーポン券」がさりげなく手渡された。これらを上手く活用すれば、実質的にはかなり割安な料金でのプレーが可能になりそうだ。

「早朝ゴルフ」「夕刻ゴルフ」はほぼ年間を通して実施している
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精算時に頂いた「次回割引クーポン券」。有効期限は3カ月
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 コンペ割引がないのが意外だったが、「コンペ特典」として様々な賞品の提供が準備されているので覚えておきたい。3組10人以上が対象で「ボールギフトセット」や「グローブ(フリーサイズ)」「お米(2kg)」などが1組に付き1品貰える。表彰式では結構、盛り上がるかもしれない。

コンペも盛んだ。土手を越え、コース側にバッグが続々届いた
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後続の組はコンペのよう。「OK」の声はあまり聞こえなかった(8番)
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 こうした努力の結果、週末を中心に人気は高く、来場者も老若男女さまざまだった。ただ改めて来場者の内訳を聞くと、女性比率が約14%と高く、平均年齢も65歳を越えているそうだ。休日に若い人のコンペが目立つものの、平日や「割引デー」では時間が自由に使える高齢者組の来場がグッと増えるためだ。予約は原則3カ月前からで、受付は電話のみ。キャンセル料は取らない。

都心に近く、アクセスが楽なのも高い人気を支えている(7番)
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「1人予約の方がとても多いですよ」と黄色い制服を着たスタッフさん
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 元トーナメントプロの支配人が自らアドバイスしてくれる「コースレッスン」もある。「2サムプレー」はハイシーズンや休日を除けは保証があり、1人での予約も受け付ける。ゴルフ場では「毎回1人で予約され、当日コースに来られて、他の方との組み合わせで回られる方がとても多いですよ」と近年の傾向を打ち明ける。

 寒い日でも「早朝ゴルフ」を楽しむ元気なゴルファー、年々仲間を集めにくくなり「1人予約」の便利さに魅せられた年配ゴルファー、「遠くの名コースよりも近くのお手軽コース」を良しとするエンジョイ派ゴルファーなど、赤羽GCには時代を映した様々なゴルファーが結集している。

(2016年12月)