充実した練習設備。距離短くてもコースレートは高い

 この日、予約したスタート時間は10時53分。いつもより2時間近く遅い。同伴者さんは「そんな時間で日没は大丈夫ですか」と口々に心配する。「スループレーですから3時半前後には終わります。全く問題ないでしょう」と自信を持って返答。

シンプルなデザインだが、色遣いは大胆
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スタート時間に合わせて来場するのでピーク時間も分散される
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 「朝がゆっくり」というのは実に楽だ。クルマで来場する場合、都心からなら常磐自動車道を走り土浦北IC経由で約1時間15分ほどの行程。自宅の所在地にもよるが、9時に出発してもこのスタート時間ならまだ間に合う。

大半の来場者がクルマでやって来る
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駐車場は200台まで収容可能だ
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 プレー終了後、土浦駅周辺で「反省会」が予定されていたため、同伴者の多くは土浦駅(東口)9時5分発のクラブバスを利用。朝はこの1便しかないが、上野駅を8時に出発する特急電車「ひたち3号」(いわき行)に乗車すれば8時49分に土浦駅に到着できる。乗車時間は49分、運賃は指定席券込みで2,144円。

 もう少し早く自宅を出て、7時48分の常磐線の普通電車利用でも9時2分には土浦駅に着く。乗車時間は1時間14分と伸びるが、運賃が1,144円でぐっと安く済む。バスは予約制。ゴルフ場までは約15分。

 バスといっても8人乗りの小型なので、見た感じは“送迎バン”だ。利用者が多いと乗り切れない場合もある。その時は臨時便(9時45分発)で対応するのだが、事前に調整しておかないとトラブルになる。送迎バスの大型化は急務だろう。

クラブバスはJR土浦駅の東口から利用できる
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到着したバスは8人乗りの小型だった
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 ゴルフ場に到着したのは9時20分。スタートまでに1時間半以上あったが時間を持て余すことは全くなかった。練習施設が充実していたからだ。着替えを済ませて、早速ドライビングレンジへと向かう。

練習場への道沿いに並ぶ標識。距離感を確認するのに有効だ
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打席ごとに木製の椅子&テーブルが用意されていた
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 18打席、350ヤードと広大。ボールは30球で324円(税込み)。1球10.8円と比較的安い。すべて「ONE WAY」のネーム入り専用レンジボールで、白くてきれい。全打席に木製の椅子とテーブルが用意されているのが嬉しい。朝は正面に太陽が位置し、眩しくて打球が見えにくい点を除けば不満はない。

ボールは「ONE WAY」のネーム入り。白くてきれいだった
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奥まで350ヤード。両サイドには「OB」の看板が立つ
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 近くの駐車場脇にはアプローチ練習場。その隣にパター練習場とバンカーの練習場がある。パター練習場は1番のスタートホール近くにもあるが、大半のプレーヤーがクラブハウス前のグリーンを利用している。バック置き場にいた男性スタッフさんは「練習グリーンでも常に本グリーンと同じコンディションに整備しています」と自慢げに話していた。

アプローチ専用の練習場があるのは嬉しい
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クラブハウス前には比較的大きなパター練習場を備える
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バンカー練習場。ネットのある方向に打つ
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1番ホール脇のパター練習場。こちらの利用者は少なそうだ
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 プレースタイルは全組「乗用カート利用のセルフプレー」で、1番ホールからスタートし、昼食なしに18ホールを一気に回る“スループレー”。このためOUTコース、INコースという表示は出ていない。朝、1番ホールからだけでなく10番ホールからもスタートし、そのまま全ホールをスルーで回るゴルフ場は他にもあるが、「全組1番ホールから」と徹底しているのはここが初めてだった。

スタートホールへは乗用カートに乗り、この橋を渡って向かう
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定刻に1番ホールからスタートした
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 ティインググラウンドはバックティ(黒)、レギュラーティ(青)、フロントティ(白)、シニアティ(GOLD)、レディースティ(赤)の5つ。ただ、一部のホールでは前の2つが並んで設置されており、実質4つのホールも少なくない。

この日は「青」のレギュラーティからプレーした(2番)
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「白」はレギュラーティでなく、ここではフロントティだ(3番)
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こんな立派な「赤」ティは珍しい(15番)
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「GOLD」と「赤」ティは並んでいることもあった(16番)
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 全長距離は6,383ヤード(バックティ)とかなり短い。この日は青のレギュラーティからプレーしたが6,047ヤードしかなく、飛ばし屋さんは少々不満げだった。

 スタート前、「バックティからプレーするにはHC制限があるのですか」と男性スタッフさんに尋ねると、「4人の合計で50までです」と明言。やむなく飛ばし屋さんには我慢してもらうことにしたのだが、後で別のスタッフさんに聞くと「前の組と空かないよう注意してもらえれば大丈夫です」とのこと。内規はあっても実際の運営はかなり緩そうにも思えた。

「黒」のバックティから見た景観。大きな池越えになる(16番)
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レギュラーティ前の池は小さく、プレッシャーは少ない(16番)
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 林間コースの割には距離が短いが、コースレートはかなり高い。男性の場合でバックティから71.0、レギュラーティで69.5、フロントティで67.8、シニアティで65.1という具合。難易度の高いコースを造ることで有名なピート・ダイ氏の設計なので、「池やバンカー、マウンドなどが次々に出現するトリッキーなコースで、グリーンも難しいに違いない」と覚悟した。

乗用カートに搭載されていたコースガイド。あまり詳しくはない
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ハンドルに挟まれた用紙に当日のピン位置が記載されていた
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林間コースは林が最大のハザードだ(11番)
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大きく左に曲がる。正面と右側にはバンカーが控える(7番)
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