2015年夏に発表された洗濯機のトレンドは、縦型に若干傾いていた。とはいってもまだまだドラム型も順調に進化し続けている(関連記事「洗濯機の買い方・選び方(1) 縦型が伸びている?【2015夏】、「洗濯機の買い方・選び方(2)最新の縦型洗濯機はこれだ!【2015夏】」)。そこで今回はドラム式洗濯機の選び方の基本や各社の最新モデルの特徴について紹介したい。

 ドラム式洗濯機とは、いわゆる「斜めドラム式洗濯機」のこと。ごく一部のモデルをのぞき、基本的に乾燥機能も搭載している。縦型洗濯乾燥機と全自動洗濯機が洗濯機全体のシェアの多くを占めてはいるが、洗濯乾燥機カテゴリーの中ではドラム式と縦型がほぼ半々という状況だ。

 価格帯は10万円前後から30万円台まで幅広いが、縦型洗濯乾燥機が3万円台から買えるのに比べると、やはり全体的に高価なのは間違いない。

ドラム式洗濯機は「サイズ」と「開き方」に注意

 ドラム式洗濯機を選ぶ際に最も注意したいのが「サイズ」だ。最大11kgもの大容量ドラムを斜めに配置するだけでなく、機種によってはサイズの大きいヒートポンプユニット(乾燥用ユニット)を搭載するため、縦にも横にも大きいモデルが多いためだ。

 洗濯機を選ぶには、まず自宅の防水パン(洗濯機置き場)のサイズをチェックし、洗濯機が対応する防水パンの内寸を調べる必要がある。しかし問題はそれだけではない。縦型洗濯機の場合は基本的に防水パンに設置できれば問題ないのだが、ドラム式洗濯機は防水パンよりも前方や左右に飛び出ているモデルが少なくない。

 さらにドラム式洗濯機は扉が前方に開くため、扉を開けるためのスペースも必要になる。多くの製品が右開きと左開きの両方のモデルを用意しているので、自宅の洗濯機置き場の方向や、洗面所などの扉とぶつかったり邪魔になったりしないように吟味して選ぶといいだろう。

パナソニックの「ドラム式設置前のチェックポイント」より。設置場所の確認方法やチェックポイントがわかりやすく解説されている
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