家電メーカー各社からドラム式洗濯乾燥機の2017年最新モデルが出そろった。タテ型洗濯機は夏に最新モデルが登場するので、これで2017年モデルが出そろったことになる。そこで、洗濯機を購入するうえで知っておきたい最新トレンドを紹介する。

洗濯機も“インテリア”の1つに

 ここ数年の大きな流れの1つとして、洗濯機がスタイリッシュになりつつあることが挙げられる。具体的にはタテ型洗濯機、ドラム式洗濯機それぞれの項で紹介したいが、キッチン家電や掃除機などに見られる“魅せる家電”という方向性が洗濯機にも確実に浸透してきた。

 掃除機も従来は“隠す家電”の代表格だったが、ダイソンの登場、さらにはスタイリッシュなコードレス掃除機の登場によって、部屋の片隅などに常に置かれるようになり、そのデザイン性がより重視されるようになった。洗濯機は脱衣所などに設置する家電のため、基本的には「人に見せる家電」ではない。しかし機能を制限してでもデザイン性にこだわったパナソニックの「Cuble」が一定の成功を収めているように、「少しでもデザインのいい洗濯機が欲しい」という消費者は決して少なくないのだろう。

左からパナソニックの「Cuble NA-VG2200L」、シャープの「ES-P110」、東芝の「ZABOON TW-117X6L」
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 「機能を削ってでもデザインを抜本的に見直した」という方向性を示したのはCubleくらいではあるものの、全体的にデザインの重要度が増している印象を受ける。

■発売時期は、縦型は6~8月、ドラム式は9~11月が中心

 タテ型洗濯機の新製品発売時期は毎年6月から8月が多い。一部に簡易乾燥機能付きモデルもあるが、タテ型は洗濯機能のみのモデルが多い。夏の暑い時期に外干しすると気持ちいいほど乾くので、“外干し派”の琴線に触れる時期なのだろう。

 一方、ドラム式洗濯乾燥機の新製品発売時期の中心は9月から11月にかけて。秋から冬にかけて日差しが弱まり、外干ししてもなかなか乾かなくなりつつある時期に乾燥機能の充実したドラム式が発売されるという感じだ。

■買いどきは、新機種を狙うなら発売3カ月~半年後

 白物家電は全体的に発売3カ月後に価格がある程度落ち着く傾向にある。年末商戦や春の新生活シーズンなど値上がりしやすい時期などもあって一概には言えないが、6月発売のモデルなら9月あたりが一つの狙い目だ。もちろん、その後もじわじわと下がり続け、半年後くらいにほぼ底値になると考えていいだろう。