スタイリッシュなデザインと低騒音、立体首振りも魅力の三菱電機「SEASONS R30J-DU」

 三菱電機の「SEASONS R30J-DU」は、航空機などの低騒音化対策としても応用されている、先端が滑らかに湾曲した「エクストラウィングレットファン」を採用する扇風機。ファンガードのパターンを羽根の回転とは逆方向にした「ロング気流ファンガード」を採用することで、約10m付近まで風を飛ばすことができるという。デザインはベースとファン部をポールでつなぐ、バルミューダのグリーンファンと同じようなスタイル。高さは約58cm、約102cmの2段階に対応する。

三菱電機「SEASONS R30J-DU」(同2万6000円)
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ポールを使うことで約58cm、約102cmの2段階で切り替えられる
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 自動首振り機能は左右だけでなく、上下にも対応。左右最大180度、上下最大100度の動きを立体的に組み合わせて、ウェーブしながら首を振る「3D立体首振り」に対応するのも大きな特徴だ。

 シンプルなフォルムでデザイン性もなかなかだが、本体の操作ボタンやインジケーターはわりとオーソドックスで昔ながらの扇風機に近い印象を受ける。ただし表示は分かりやすくて使いやすい。このあたりはユニバーサルデザインを追求する三菱らしいところだろう。

ベース部に操作ボタンとインジケーターを配置している
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 自動首振り機能は先述のように左右最大180度、上下最大100度に対応。左右は約50・90・180度、上下は約50・100度、さらに左右と上下を組み合わせた立体首振りにも対応する。リモコンには上下(縦首振り)、左右(横首振り)のオン・オフや角度を調節できるボタンのほか、日立と同様に「向き変更」ボタンを用意している。上下左右と立体首振りができるだけでなく、自分のいる方向にもピッタリと向けられるのは大きな魅力だ。

左右は約50・90・180度、上下は約50・100度、さらに左右と上下を組み合わせた立体首振りにも対応する
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リモコンには「向き変更」ボタンを用意している
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 高さが約58cmと約102cmの2段階にしか変えられないのが難点だが、バルミューダのグリーンファンと同様にベースとファン部、ポールがバラバラになる。このためシャープ、パナソニック、日立に比べてコンパクトに収納しやすいのが魅力だ。サーキュレーターとしても使えるため、1年中を通して活用できるものの、収納しやすいのはうれしい点だろう。

■三菱電機「SEASONS R30J-DU」の主な仕様
・消費電力:最大15W
・運転音:12~30dB
・風量切り替え:5段階
・タイマー:入(2/4/6時間)、切(1/2/4/6時間)
・自動首振り:左右(約50/90/180度)、上下(約50/100度)
・手動角度調節:上下(上向き90度、下向き10度)
・羽根径/枚数:約30cm/7枚
・主な機能:おやすみタイマー、消灯&消音、でかボタン、チャイルドロック、メモリー機能
・本体サイズ:幅370×奥行き370×高さ580・1020mm
・重さ:約5.8kg

 次回は7機種の風量を比較する。羽根の数や大きさと風量は必ずしも伴うものではないことが分かった。

安蔵 靖志(あんぞう やすし)
IT・家電ジャーナリスト、家電製品総合アドバイザー
安蔵 靖志

 デジタルAV機器を中心に、デジタルガジェットから白物家電まで幅広く取材・執筆している。All About「タブレット・電子書籍端末」「iPad」「パソコン周辺機器」「オーディオプレーヤー」「スピーカー」などのガイドも務めている。KBCラジオ(九州朝日放送)を中心に全国6放送局でネットしているラジオ番組『ヨドバシカメラプレゼンツ キャイ~ンの家電ソムリエ』にも出演中!