ミニマルでスタイリッシュ、風の質も魅力的なバルミューダ

 バルミューダの「The GreenFan」は外周と内周の羽根を交互に組み合わせた二重構造を持つ、独自の「グリーンファンテクノロジー」を採用する扇風機。東日本大震災後の省エネ需要拡大もあって大ヒットしたグリーンファンは、ダイソンの「Air Multiplierシリーズ」とともに高級扇風機ブームの立役者となったシリーズだ。

バルミューダ「The GreenFan」(同3万6000円)
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 グリーンファンシリーズの魅力の一つは、スッキリとしたミニマルなデザインだろう。リモコンは他のどの機種よりもシンプルで、電源と風量、自動首振りのオン・オフ、タイマーの4つのボタンのみを搭載している。本体ベースには風量とタイマーの時間を4段階で表示するインジケーターを搭載するのみで、どの機種よりもシンプルだ。本体の操作ボタンは背面のモーター部の上部に配置。使い勝手の面では今ひとつではあるものの、ごちゃごちゃせずにスッキリとした見た目を実現している点には、デザイン面でのバルミューダのこだわりが感じられる。

操作ボタンは背面のモーター部の上部に配置されている
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インジケーターはベース部分に配置されているが、文字は全く書いていない
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リモコンもシンプルなデザインだ
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 高さはポールを着脱することで497mmと871mmの2サイズに切り替えが可能。他社のハイポジションファンに比べると低めなので、必要に応じて上下の手動角度調節機能を活用するといいだろう。

高さはポールを着脱することで497mmと871mmの2サイズに切り替えられる
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 自動首振り機能は左右のみ対応。他社の扇風機は首振り角度が決まっているが、グリーンファンはボタンを押してから「A点」と「B点」を素早く設定することで、自由に角度を設定できるというのがユニークなポイント(左右30~150度で無段階の設定が可能)。首振りボタンを押すだけでピタッと止められる点も魅力だ。

 また、別売りの「バッテリー&ドック」(直販価格9800円)を利用することで、バッテリー動作も可能。蒸し暑いキッチンや脱衣所など、好きな場所に持ち運んで使える(連続運転時間は最大20時間)という選択肢があるのも魅力の一つだろう。

ベース部に別売の「バッテリー&ドック」(直販価格9800円)を装着することでバッテリー動作も可能になる
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 イオン機能やみはり機能、立体首振り機能といった気の利いた機能はないが、シンプルなデザインと質の良い風を求める人にはお薦めだ。

■バルミューダ「The GreenFan」の主な仕様
・消費電力:最大20W
・風量切り替え:4段階
・タイマー:切(1/2/3/4時間)
・自動首振り:左右(30~150度、無段階)
・手動角度調節:上下(上19度、下11度)、左右(左75度、右75度)
・主な機能:オートオフ(12時間)
・本体サイズ:幅330×奥行き320×高さ497・871mm
・重さ:約4.1kg