家電製品は、買い替えどきの判別が難しい。暮らしの中で必需品になっているものが多いので、壊れてしまったらすぐに買い替えなければならない。壊れる前に、そろそろと、考えるきっかけになるポイントが分かると、予算立てや各メーカーの特徴を調べる余裕も出てくる。そこで、前回のエアコン(関連記事「エアコンの賞味期限、買い替え時のポイントは?」)に引き続き、今回は、家事に必須の冷蔵庫、洗濯機、掃除機の“賞味期限”を紹介していく。

冷蔵庫は、最新モデルがかなりお得感あり

JackF / PIXTA(ピクスタ)
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 エアコンの場合は、各メーカーが早くから省エネ性能向上に向けて開発が進み、ここ10年ほどは期間消費電力量に大きな差はなくなっている。経済産業省 資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2017冬」によると、エネルギー消費効率改善実績はエアコンが2005年度から2010年度で16.3%(家庭用直吹き・壁掛け4kW以下の場合)にとどまっているのに対し、家庭用の冷蔵庫は43%に上る。ということは、冷蔵庫はエアコンに比べてまだ省エネ性能が向上している最中。10年未満の買い替えでも電気代の節約が十分に期待できるのだ。

 また、断熱材や冷却部品などの高性能化、小型化によって、従来タイプと同じスペースでもより大容量になったことや、チルドルームや野菜室などの使い勝手、鮮度保持性能がアップしたことなど、性能面や使い勝手の向上が十分に期待できる。

 特に400Lを超える大容量モデルは省エネ性能がかなり高い。例えば、200L未満のモデルよりも年間電気代が安いものもあるため、だましだまし使い続けるよりは思い切って買い替えることをお勧めしたい。