ここ数年、スティック掃除機の勢いが止まらない。GfKジャパンの調査によると、国内の掃除機市場は2009年から2014年まで5年連続でプラス成長を遂げている。2015年は約11%減になったものの、スティック掃除機はコード付き、コードレスタイプともにプラス成長を続けている。

国内の掃除機市場規模の推移(GfKジャパン調べ)

 なかでも特に注目したいのがコードレスタイプのスティック掃除機だ。スウェーデンのエレクトロラックスが2004年に発売したスティックタイプの掃除機「エルゴラピード」シリーズを皮切りに注目されはじめ、ダイソンが2006年に発売したハンディータイプの掃除機「ルート6(DC16)」の登場によって一気に注目度がアップした。

 さらにダイソンは2011年2月にロングノズルを付属するスティック型掃除機「Dyson Digital Slim DC35」を発売し、“コードレス掃除機で家全体を掃除する”というコンセプトを打ち出した。ここ数年で国内大手メーカーもスティックタイプやハンディータイプのコードレス掃除機を市場に投入している。

 現在の主流は、ハンディータイプにロングノズルを備えたタイプや、自立型(スタンド型)のスティック掃除機だ。以前は高級掃除機=ダイソンのイメージがあったが、ここ2~3年で国内大手メーカーがコードレス掃除機に力を入れており、ダイソンを超える高額モデルも増えている。国内メーカーもさまざまな特徴をアピールしており、選択肢が増えているのは消費者からするとうれしいことだろう。

 では、コードレス掃除機のトレンドはどうなっているのか? どう選べばいいのか、次のページから紹介していこう。