前回の「加湿空気清浄機は賢く選べ! 後悔しない5台を厳選」では空気清浄機で人気の高い「加湿空気清浄機」の選び方とおすすめ機種を紹介したが、今回は目的別・用途別に空気清浄機のおすすめ機種を紹介したい。前回紹介したモデルはすべてオールマイティーに使える万能タイプなので、そちらも併せてご覧いただきたいが、ここではもう少し用途別に着目したいポイントを絞って紹介していく。

赤ちゃんがいる家庭には「床上吸引」と「見える化」

 空気清浄機を購入する理由の一つが「子どもが生まれること」ではないだろうか。赤ちゃんが生まれるとなったら、できるだけきれいな環境で育てたいのが親心というもの。もちろん、大風量で適用畳数の大きいモデルならOKだが、ここで着目するポイントは2つ。1つは赤ちゃんがハイハイし始めても安心して使える「床上の空気を吸い込みやすい構造」。もう1つは、空気清浄機の効果が分かるモデルだ。

■床上30cm付近を狙って吸い込む

パナソニック「F-VXM70」(実勢価格 税込み4万7150円)
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 パナソニックの「F-VXM70」は、床上30cm付近までの空気を吸い込みやすい「メガキャッチャー」を採用しているため、床の上をハイハイする赤ちゃんがいても安心。上位モデルの「F-VXM90」には従来の「ナノイー」の10倍の効果を実現した「ナノイーX」を搭載しているので、さらに除菌・消臭機能がアップしている。

パナソニック「F-VXM70」の主な仕様
清浄時間:8畳/9分(空気清浄運転時)
適用畳数:31畳(空気清浄)、木造和室12畳/プレハブ洋室29畳(加湿)
最大風量:6.7m3/分
運転音:18~54dB(空気清浄)/26~53dB(加湿空気清浄)
加湿量:700ml/h
加湿タンク容量:約3.2L

■空気の汚れ具合が“見える化”できる

 大風量を実現した空気清浄機「Blueair Classicシリーズ」のエントリーモデル。Wi-Fi機能を搭載しており、内蔵のセンサーによって検知した、PM2.5、VOC(揮発性有機化合物)、二酸化炭素濃度など、空気の汚れ具合をスマホでチェックできる。できる限りきれいな空気を赤ちゃんに提供したいという家庭に向いている。

「ブルーエア「Blueair Classic 280i」の主な仕様
清浄時間:8畳/9分(空気清浄運転時)
適用畳数:25畳
最大風量:6.2m3/分(清浄空気供給量)
運転音:32~56dB

■薬剤を使わずに蚊を退治。子育て世帯でも安心

 子育て世帯向けの3機種目は、少し変わり種のモデルを紹介しよう。赤ちゃんを自宅に迎え入れるときには、部屋の空気をできるだけきれいにしておきたいところ。できるだけエアコンの風が当たらないようにしたいし、乾燥も防ぎたい。夏になれば、虫刺されも絶対に防ぎたいところだろう。そこでおすすめしたいのが蚊を退治してくれる空気清浄機「蚊取空清 FU-GK50」(シャープ)だ。加湿機能などは付いていないが、部屋を閉め切っていても、網戸をしっかりしていても紛れ込んでくる蚊をおびき寄せて本体内の粘着シートで捕らえてくれる。蚊取り線香や薬剤などを使わずに捕集するので、ペットを飼っている家庭にもおすすめだ。

シャープ「蚊取空清 FU-GK50」の主な仕様
清浄時間:8畳/12分
適用畳数:23畳
最大風量:5.1m3/分
運転音:18~51dB