今回は、パナソニックの高級コンパクトデジカメ「LUMIX DMC-LX9」を取り上げる。1型の撮像素子と、ライカブランドの明るい光学3倍ズームレンズを搭載した高画質モデル。4K動画撮影を30コマ/秒の高速連写として利用する4K PHOTOや、ピントの合う範囲をあとから変更できる深度合成など、LUMIXでおなじみの機能も搭載。付加機能で競合モデルとの差異化を図る注目モデルの実力を三井カメラマンに検証してもらった。

 パナソニックから、常時携行できるコンパクトなボディーに開放F1.4の大口径ズームレンズと1型の大型撮像素子を搭載した高級コンパクトデジカメ「LUMIX DMC-LX9」(以下、LUMIX LX9)が登場した。ライカレンズでデジタル一眼並みの画質が味わえる大人のカメラに仕上がっていた。

パナソニックが11月に発売したレンズ一体型の高級コンパクトデジカメ「LUMIX DMC-LX9」。実売価格は8万2000円前後
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 LUMIX LX9は、レンズ一体型の高級コンパクトでは現在標準的となった1型センサーを積んだ高画質モデル。レンズは、F1.4~2.8と明るいLEICA DC VARIO-SUMMILUXをおごる。有効2010万画素の大型センサーと35mm判換算で24-72mm相当の光学3倍ズームレンズの組み合わせで、ワイド感あふれる風景から背景をぼかしたポートレート撮影まで、さまざまなジャンルで高品位な写真が撮影できる。

動作が軽快なLUMIX LX9は、ふと気になったものをすかさずキャプチャーできる。しかも、仕上がりはクリアでシャープだ。この作例はISO1250の高感度だが、それを感じさせない描写と前後の上品なボケ味がとてもよい(72mm相当、ISO1250、1/125秒、F2.8)
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180度動く背面のチルト式液晶も使いやすい。ハイアングルやローアングルでラクラク撮れるだけでなく、タッチパネルなのでタッチシャッターでも撮影できる(72mm相当、ISO1000、1/125秒、F1.8)
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ワイド端で3cmまで寄れるのもLUMIX LX9の大きな特徴だ。背面液晶を見ながらググッと花に近寄ると、明るいレンズの効果と相まって背景がきれいにボケてくれた(24mm相当、ISO125、1/125秒、F1.8)
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