ソニーのフルサイズミラーレス一眼「α7 III」が絶好調だ。性能と価格のバランスが良く、販売店では入荷したらすぐ売れていくほどの勢いである。

 「α7 III」のセンサーは、新開発の有効約2420万画素35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー。画素数は前モデルとほぼ変わらないが、裏面照射型になったので高感度の特性が劇的に向上している。定評のあるボディー内手ブレ補正機能は最高約5段対応で、連写も秒10コマとかなりの性能だ。これが売れないはずがない。

 担当編集によると、このカメラは「おまかせオート」の評判がいいらしい。モードダイヤルを「AUTO」に設定したら、後は被写体をフレーミングしてシャッターを切るだけ。露出補正などはできないのだが、ほとんどのシーンで不満のないカットが撮れるとのこと。

 そこで今回は、「おまかせオート」で撮影したカットと、私が選んだモードで撮影したカットで、どのくらい違いが出るのか比較してみた。

α7 III(ILCE-7M3K)は、35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載するフルサイズミラーレス。直販サイトでの価格はボディーのみが税別22万9880円、FE 28-70mm F3.5-5.6 OSSが付属するズームレンズキットが税別24万9880円(2018年6月6日現在)
[画像のクリックで拡大表示]
※写真はiPhone Xで撮影

 次ページ以降の作例を見てもらえば分かると思うが、確かに「おまかせオート」でもプロに引けを取らないカットが撮れる。しかし「もう少し明るく」とか「もっと爽やかに」したい場合は、自分でモードを選び、露出補正をかけたほうがいい仕上がりになる。本体の液晶で撮影画像を確認し、イメージと違う場合は設定を変えてみるといいだろう。