エントリー機とは思えない速さと精度

 X-A5を手に、実際に撮り歩いてみると、その速さがよく分かる。浜辺で羽を休めていたカモメの群れが、一斉に飛び立つさまを撮影したところ、エントリー機とは思えない速さと精度でその光景を写真に収めることができた。

 定評のある色再現を手軽に味わえるのもX-A5の特徴だ。ちょっとレトロな街並みを何気なく写したカットも、往年の名フィルムのテイスト感あふれるカラーに仕上がった。X-A5は、ビギナーでも手軽にハイレベルな写真撮影を楽しめるカメラに仕上がっていると思う。

近付いた瞬間、パッと飛び立ったカモメの群れもX-A5なら撮り逃さない。インテリジェントハイブリッドAFは動体に強いのだ。4Kムービーや、15コマ/秒からベストな1枚を選べる4K 連写、スローモーションが楽しめるハイスピード動画機能も備える(ISO 200、1/450秒、F9.0、焦点距離45mm)
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新開発の2424万画素 APS-Cセンサーと画像処理エンジンはあらゆる光景を美しく記録してくれる。雲の立体感や、波の細かい描写まで安定した写りである。ピントなどはタッチパネルで合わせることもできるし、露出補正も右肩部分のダイヤルでスムーズに調整できる。自分のイメージ通りに撮影が楽しめるようになっている(ISO 200、1/480秒、F13.0、焦点距離42mm)
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X-A5は多彩な撮影モードを備える。このカットは手軽にアーティスティックな効果を出せるアドバンストフィルター「HDR Art」を使用。何気ない風景が面白い写真になった(ISO 200、1/180秒、F5.6、焦点距離25mm)
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定評あるフィルムシミュレーションで、誰でも簡単に名フィルムのテイストを出せるのが楽しい。こちらは「クラシッククローム」で古ぼけた建物を撮ったカット。ブラケット機能を使えば、ワンシャッターで複数の結果を得ることもできる(ISO 200、1/420秒、F9.0、焦点距離24mm)
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フィルムシミュレーション「Velvia/ビビッド」でレトロな壁をシューティング。鮮やかで濃厚な色のりで、独特の雰囲気を撮ることができた。フィルムシミュレーションだけでなく、アドバンストフィルターやシーンポジションなど、多彩な撮影機能で失敗なく撮れる(ISO 200、1/400秒、F9.0、焦点距離15mm)
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