ミラーレス一眼と同じフォーカスレバーの採用でピント合わせが軽快に

 X100Fを使っていて「いい!」と感じたのがオートフォーカスだ。像面位相差AFのエリアが従来モデル比で約230%も拡大し、測距点も49から91点(最大325点が選択可能)となったので、正確かつ高速にピント合わせが可能になった。何より、ボディー背面に新たに搭載したジョイスティック型デバイス「フォーカスレバー」の存在が実に素晴らしい。ファインダーをのぞきながら自由にAFポイントが移動できるので、フレーミングに集中できるのがとてもうれしかった。

液晶モニターの右側にあるのが、ジョイスティック型の「フォーカスレバー」だ。同社のミラーレス一眼「X-T2」「X-Pro2」などと位置や形状が同じなので、同じ操作で扱えるのがうれしい
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X100Tまでは液晶モニターの左に操作ボタン類があったが、すべてモニターの右側に移動したうえでフォーカスレバーを新設した
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同社の最新ミラーレス一眼「X-Pro2」や「X-T2」で採用されているフォーカスレバーが、このX100Fにも搭載された。ファインダーをのぞきながら親指でフォーカス位置を自在にコントロールできるので、絵馬を中心にフレーミングしながら、参拝中の外国人観光客の顔にピントを合わせることができた(ISO200、1/125秒、F5.6)
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夜の都心をブラブラとスナップしたが、軽快な動作と明るいレンズ、ホールドしやすいボディーのおかげで楽しく撮影ができた。オートホワイトバランスも優秀で、雰囲気を損なわない的確な色合いとなった(ISO2000、1/60秒、F2.0)
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X100Fは、これ単体で使用しても楽しいカメラだが、X-T2などのレンズ交換式Xシリーズのサブとして使うのもまた魅力的だ。35mm/F2のレンズが生きる撮影はX100Fに任せて、ほかのレンジの撮影を多彩なXマウントレンズとミラーレスで、という作戦だ。X100Fはボディカラーが選べるので、メーンのXシリーズとのコーディネートも楽しめる(ISO1000、1/60秒、F2.0)
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