ノイズを極限まで抑えて高感度撮影も自然に

 高感度特性に優れる新型撮像素子を搭載したミラーレス一眼「LUMIX GH5S」(DC-GH5S)がパナソニックから登場した。同機が搭載する新開発の「高感度LiveMOSセンサー(有効1028万画素)」は、高感度撮影時のシャドー部も自然な解像感と階調を実現しているのが特徴だ。

 これは、低ISO感度用と低ノイズ・高ISO感度用の2系統の感度設定回路を各画素に装備した「デュアルネイティブISOテクノロジー」によるもの。ノイズを極限まで抑えることで、感度はISO160からISO51200、拡張時ではISO80からISO204800まで対応している。

 高感度モードは、“手ぶれ”が起こりにくい高速なシャッター速度を得られるため、本機は手ぶれ補正機能を搭載していない。そして、もう1点、暗所での撮影にも高感度モードが威力を発揮する。

2018年1月25日に発売されたミラーレス一眼「LUMIX GH5S」。外観上の特徴は「GH5S」のロゴと、動画録画ボタンと肩部ダイヤルの赤い意匠だ。原稿執筆時の実勢価格は29万円前後
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GH5Sは高感度撮影に強いだけでのカメラではない。有効画素数は10.2メガピクセルにとどまるものの、キレのある表現と豊かな階調を楽しめる(ISO160、1/60秒、F8.0、焦点距離8mm)
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ヴィーナスエンジン、色モアレ抑制処理、回折補正など被写体の質感をきめ細かく描写する多くのテクノロジーを採用し、さまざまな撮影対象でも美しい仕上がりが得られる(ISO160、1/250秒、F11.0、焦点距離20mm)
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ISO感度オートで夜の駅前を撮影。最高感度はISO6400まで上がったが、シャドー部のノイズも目立たず締まった印象となった。また建物やシャッターのディテールがしっかりしているのも頼もしい(ISO6400、1/15秒、F5.6、焦点距離8mm)
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