Kindle OasisがないときはiPhone Xで代用

 結局はKindle Oasisがベストという答えにならざるを得ないのだが、問題は手元にKindle Oasisがないときだ。外出先で想定外に時間が空いたときなどは、僕はiPhone Xを利用している。iPad Proを持っていてもだ。何度も試したのだが、本体の小さいiPhoneのほうがiPad Proよりは取り回しがいい。画面が小さすぎるとも思うのだが、iPad Proをバッグから出したり入れたりするほうが面倒なのだ。

 カバー付きのケースに手を掛けるようにして持つとページめくりもそこそこ快適。Kindle Oasisと文字サイズをほぼ同じに設定しても、表示される行数が3行ほど減るだけだ。

 気になるのは、アプリの「Kindle」がiPhone Xの画面に対応できていないこと。広い画面を有効に生かせるようになれば、さらに読みやすくなるだろう。

 Kindle Oasisを買うほどの読書好きでないなら、実はiPhone XもしくはiPhone 8 Plusなどの「Plusシリーズ」が電子書籍の読書には案外いいと思っている。

iPhone XとKindle Oasisの文字サイズをそろえた。全体の文字数が少し減る程度だ
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手前がiPhone X。Kindle Oasisの表示が紙に近いことがよく分かる
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著者

戸田 覚(とだ さとる)

1963年生まれのビジネス書作家。著書は120冊以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。近著に、『ここで差がつく! 仕事がデキる人の最速パソコン仕事術』(インプレス)がある。
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