今回は、シャープの電子ノート「WG-S50」をレビューする。紙のノートのように手書きができる製品で、個人的には何とも懐しさを覚える。かつて一世を風靡したシャープのPDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)「ザウルス」シリーズを思い出した。ちなみに、WG-S50の本体サイズは幅111×奥行155×厚さ9.9mm、重量は約215g(専用カバー、スタイラスペンを含まず)となっている。文庫本より一回り大きいくらいのサイズだ。

 僕が考えるこの種の製品の便利なところは、
・紙のノートよりも大量の記載ができる。しかも重くならない、かさばらない
・スマートフォンやタブレットより機能がシンプルで安い
・スマホやタブレットよりも電池が持つ
・手書きで入力しやすい
といったところだ。

 一方で、難点だと思うのは、
・スマホで事足りる機能なのに、わざわざ持ち歩くのは面倒
・スマホやタブレットと比べると暗い場所では見づらい
・紙と比べると書き味は劣る
というところだろう。

 使い道としては、まさにPDAに近いのだろうが、上に書いたように、今となってはスマホやタブレットと機能が重複する。スマホやタブレットなどデジタルデバイス全盛の時代にシンプルな電子ノートが売れるのか心配になってしまう。だが、40~60代の男性を中心に、堅調な売れ行きだという。現在で4世代目だが、機能をアップするたび、買い替える人もいるそうだ。人気の理由はどこにあるのか、実際に使ってみた。

文庫本大の電子ノート「WG-S50」が新登場。10月末現在、実売価格は1万8000円前後
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すべての操作に専用のペンが必須。ある程度の太さがあるので持ちやすい
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