USB Type-Cで接続するドックもお薦めだ

 ワイヤレスとはいかないのだが、USB Type-C端子だけで接続できるドックも重宝する。ケーブル1本で利用できるし、従来の専用ドックのように機種への依存もない。パソコン本体を買い替えても、USB Type-C端子があればドックは引き続き使える可能性が高いのだ。

 レノボの「ThinkPad Thunderbolt 3ドック」は、さまざまなデバイスを接続しつつThinPadを急速充電することもできる専用ドック。僕もHDMIでディスプレーと接続してみたが、つなぐだけで問題なく利用できた。

 このドックがすごいのは、4Kディスプレーを2台接続できることだ。リフレッシュレート30Hzでの表示なら3台まで接続できるという。Thunderbolt 3を搭載するモバイルノートを持っているならお薦めだ。ワイヤレスの快適さはないがマルチディスプレーで快適に作業できる。価格は3万4560円(クーポン利用で3万1104円)となっている。

 また、「ThinkPad USB Type-Cドック」は、Thunderbolt 3に対応していないパソコン向けのドックで、4K(30Hz)もしくは、フルHDモニターを2台接続できる。

 弱点は、ディスプレーとの接続にHDMIを選べないこと。DisplayPortを2つ搭載しているのでそちらを使うことになる。その点さえクリアできるなら汎用性は高いとも言える。価格は2万5920円(クーポン利用で2万3328円)だ。

 個人的には、とにかくワイヤレスドックが欲しいと思っているのだが、対応機種が限られるのが難点。パソコンの買い替えまで考えると、Thunderbolt 3ドックを選ぶのが最適解かもしれない。将来は、すべてのパソコンがThunderbolt 3に対応し、何も考えずにUSB Type-Cケーブルで接続すれば使えるようになってほしいものだ。

ThinkPad Thunderbolt 3ドックは将来有望なドックだ
[画像のクリックで拡大表示]
HDMIやDisplayPortでモニターとつなげる
[画像のクリックで拡大表示]
ThinkPad USB Type-Cドックは汎用性の高さが魅力
[画像のクリックで拡大表示]
HDMIでディスプレーにつなげないのが弱点だ
[画像のクリックで拡大表示]

著者

戸田 覚(とだ さとる)

1963年生まれのビジネス書作家。著書は120冊以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。近著に、『ここで差がつく! 仕事がデキる人の最速パソコン仕事術』(インプレス)がある。
Facebook: https://www.facebook.com/toda001