ピーチスキンに背中を押された

 丸5年も初代ThinkPad X1 Carbonを使ってきたので、これまでにも同じ機種での買い替えを考えたことは何度かあったが、ThinkPad X1 Carbonの新モデルが登場してもさほど変わった印象を受けなかった。だから買い替えを見送ってきたわけだが、今回のフルモデルチェンジには久々に圧倒された。同じ14型液晶ながら、狭額縁の設計によってさらにダウンサイジングしている。しかも、重量は1.3kg台から1.1kg台へと圧倒的に軽くなった。

 デザインに加え、塗装も大きく変わっている。初代のThinkPad X1 Carbonはかなり茶色っぽい黒で、モデルが変わるごとに徐々に黒さが増してはいたものの、仕上げは普通のメタリック系の塗装だった。ところが、最新のThinkPad X1 Carbonでは、ついに往年のピーチスキンが復活したのだ。

 ピーチスキンとは、桃の皮のようなしっとりとした手触りのつや消し黒塗装のこと。ただ、これはあくまでもファンが命名した名前で、メーカーが公式に「ピーチスキン」と表明したことはない。塗装も進化しているので、剥がれやすかったかつてのピーチスキンより丈夫になっているという。古くからのThinkPadファンである僕としては、この塗装に大いに背中を押されてしまった。

Let's note(左)とサイズを比較。画面の大きさがかなり違う
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Let's note SZの重量は1.025kg。これで光学ドライブ内蔵なのだから驚く
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ThinkPad X1 Carbonは1.133kg。14型ながら重量差はわずか108gしかない
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右は1つ前の世代のThinkPad X1 YOGA。だいぶ黒くなっているが、左の新モデルとは仕上げが違う
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光を当てると左の新モデルのつや消しっぷりがよく分かる。右は1世代前のThinkPad X1 YOGAだ
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