今回は、ちょっと変わった製品「Xperia Touch」を試用する機会を得たので紹介していこう。ソニーモバイルコミュニケーションズが発売した製品でひと言で表すと短焦点のプロジェクターなのだが、Android OSを搭載していて、単体で利用できるという点が目新しい。テーブルに置けばテーブルに、レンズを上に向けて壁沿いに設置すれば壁に画面や映像を投影できる。

投影画面を操作できるプロジェクター

 Xperia Touchがすごいのは、投影されている画面に直接手でタッチして操作ができてしまうことだ。Xperia Touchでは赤外線とイメージセンサーを利用して、投影面から3mm上の指の動きを検知しているから。このため、本体に近いところで投影されている光を遮ると誤動作する。また、投影面がフラットでないとうまく反応しない。

 だが、実際に使ってみたところ、反応は驚くほど良好で、アプリのアイコンにタッチすると「ピッ」と音がして問題なく起動する。「ホーム」ボタンや「戻る」ボタンも、Androidタブレットと同様に使えるし、スワイプでページ送りをしたりフリックでアプリを切り替えたりもできてしまう。Androidのキーパッドを投影して文字を入力することも可能だ。、繰り返すが、これらの操作はあくまでも壁やテーブルに投影された画面上での話だ。10点マルチタッチにも対応しており、複数人でゲームなども楽しめる。さらに、音声操作ができるので、相手の顔をXperia Touchで表示してビデオ通話もできるという。

Xperia Touchは、箱のような形状の短焦点プロジェクターだ
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レンズの斜め下に画面が投影される。設置面に投影したときのサイズは23インチ
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レンズを上向きに設置すれば壁に投影することも可能。壁から約25cm離すと最大80インチで表示できる
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