グーグルからWi-Fiルーター(無線LANルーター)が登場した。「Google Wifi」という命名から、力の入れようを感じる。そもそも、Wi-Fiルーターは人気がある定番製品で、複数のメーカーが多くの機種を投入している。十分な性能を備える製品でも数千円。価格は下がりきっているので、製品としては“枯れつつある”と言ってもいいだろう。そんな状況で、グーグルがあえて投入したルーターは何が違うのか。

 僕が現在使用しているのは、バッファローの「WZR-1750DHP」(2013年3月発売)で、これは3階建ての戸建てで使えるモデルだ。Wi-Fiルーターは3LDK用など電波が届く間取りや理論上の最高伝送速度などを記載し、横並びで比較、選択しやすいようになっているのが一般的だ。

 ところが、Google Wifiの表記はこのようになっていない。電波が届く広さは平米数での表記。1台だと85平方メートル以下(「マンションや中規模住宅」)、3台使ってメッシュネットワークを構築すれば170~255平方メートル(「更に大きい・複雑な構造の住居」が目安という。従来製品とは表記の基準が違うのでやや比較しにくい。そもそも、1台で1万6200円、3台セットで4万2120円(いずれも税込み)と、最近のWi-Fiルーターとしては高いので、同じ基準で選ぶものでもないのだろう。だからこそ、特徴やどんなユーザーが買うべきなのかを検証してみたい。

新登場のGoogle Wifi。IEEE 802.11a/b/g/n/acに対応。1台で1万6200円、3台セットで4万2120円(いずれも税込み)
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