iPad単体で持ち歩くケースとは

 とにかく荷物を軽くしたいケースでは、iPad Proと「Apple Pencil」しか持ち出さないこともある。プレゼンをしない出張などでは、ペンを収納できるPoetic製のカバーを付けたiPadをかばんに入れて持ち運ぶ。移動中にウェブサイトや電子書籍を見るときはiPadを使い、アイデアのメモもペンを利用するのだ。

 カバーとペンをセットした場合の総重量は590gで、スタンドになるカバーより50gほど軽くなる。取り付けるカバーによって七変化するのがiPadのいいところだ。本体がシンプルで薄いからこそなせる業だろう。

 Apple Pencilがあれば、情報を記録するという意味ではパソコンより使いやすいケースも出てくる。ただ、頻繁に使っているとバッテリーの貧弱さが気になる。Apple Pencilはかなり放電するようで、放置しておいてもいつの間にか3割程度に減っていることが少なくない。iPadのLightningコネクターに挿せば充電できるのだが、その状態で持ち歩くわけにもいかない。Windowsパソコンのペンは単6乾電池を採用するモデルが多いのだが、余裕で1カ月ほどは電池が持つから、その差は大きい。

 僕は充電用のケーブル(アマゾンで900円)を手に入れて使っているが、それでも不便に思う。もっと駆動時間を延ばしてほしいと切望している。

ペンとケースだけなら590g。ペンを収納できる「Poetic製のカバー」が便利。アマゾンで1500円ほどで手に入る。
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パソコンと合わせても1600gほど。スタンドにならないのが惜しい
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Apple Pencilは専用のケーブルを用意して充電している
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著者

戸田 覚(とだ さとる)

1963年生まれのビジネス書作家。著書は120冊以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。近著に、『一流のプロから学ぶ ビジネスに効くExcelテクニック』(朝日新聞出版)がある。
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