ビデオ撮影にも使える

 取材や会議の様子などを撮影するビデオカメラとしても利用したいと考えて、動画撮影の性能もテストしてみた。比較したのは、iPhone X。両者ともフルHDの30フレームで撮影した。

 これは完全に相手が悪かった。C922も情報を記録するという意味では十分だが、比較すると画質には大きな差はある。手ブレ補正が効いていないので、揺れも気になった。

 ただ、会議室など三脚で固定できる環境なら、問題なく使えそうだ。それに扱いが簡単という側面もある。iPhone Xで撮った画像をパソコンに保存するにはいちいち取り込まなければならないが、前述のようにウェブカメラならパソコンに直接保存できる。また、僕は、インタビューなどの映像を4Kで記録しているのだが、ファイルが大きすぎて扱いが少々面倒なのが難点だ。プレゼンテーションのスライドなど、細かい文字までどうしても記録したい場合でなければ、C922でも満足できるだろう。

 今回の動画はWindows 10の標準アプリ「カメラ」で撮影した。カメラ切り替えボタンを押すと、パソコン内蔵のウェブカメラと切り替えて撮影できる。ちょっと高価なC922だが、僕の求める条件は全部満たしているので、近々購入しようと考えている。

さすがの画質で、手ブレも全く気にならない
画質は悪くないので、情報記録には十分。手ブレが気になる
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著者

戸田 覚(とだ さとる)

1963年生まれのビジネス書作家。著書は120冊以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。近著に、『ここで差がつく! 仕事がデキる人の最速パソコン仕事術』(インプレス)がある。
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