スペックでは分からない液晶の差

 新iPadとiPad Proは共に同じ9.7型で、解像度は2048×1536ドットだ。スペック上は差がないのだが、実物を見比べると違いがあまりにも大きい。

 iPad Proは液晶とガラスの間に隙間のないダイレクトボンディング(フルラミネーション)なのだが、新iPadにはわずかながら隙間がある。そのために光が乱反射して、角度によっては画面が白っぽく見えるのだ。

 また、iPad Proは反射防止コーティングが施されているのに対し、新iPadは耐指紋性撥油コーティングのみだ。しかも、色度域の広さ、True Toneディスプレイなどの機能も新iPad Proは搭載しないし、Apple PencilやSmart KeyboardはiPad Proでなければ使えない。

 ひと言で言うなら、新iPadとiPad Proでは、液晶の美しさが雲泥の差ということだ。とはいえ、あまり細かいことは気にしない、価格が大きく違うから妥協できるというなら、新iPadの液晶もありとは思う。

よく見ると、新iPad(左)は液晶とガラス面の間に隙間がある
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光を反射させると、新iPad(左)は映り込みがひどい
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同じ写真の表示では大差はない。妥協できるポイントだ
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ただし、斜めから見ると新iPad(右)は明らかに白っぽい
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