デザインは古いが処理は高速

 新iPadの本体は、iPad Proと比べるとやや分厚い。サイズは2世代前のiPad Airと同じ、要するにデザインが古いのだ。特にセルラーモデルの背面の仕上げはiPad Proと大きく違い、高級感では遠く及ばない。

 とはいえ、実物を手にしたら古めかしいという印象はほとんど受けないだろう。iPadのデザインがそれだけ完成されているということだ。実は「iPad Air 2」が登場したときに少し薄くなったのだが、僕は、それだけの理由で買い換える気にはならなかった。

 新iPadが素晴らしいのは、高速なA9チップを搭載していることだ。2013年に発売された「iPad Air」はA7チップだったので、かなり進化している。当面は問題なく使えるだろう。もしもiPad Airが2万円程度で販売されていても、僕なら迷わず新iPadを選ぶ。現役で使える期間が間違いなく長いからだ。

本体の厚さが1mmほど違い、並べて見ると新iPad(左)はちょっと分厚い
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価格が2倍近く違うのだから差があるのは当然だが、iPad Pro(左)は高級感が桁違いだ
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iPad Pro(下)は本体上下に計4つのスピーカーがあるが、新iPadは本体下部に2つだけだ
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