その昔、モバイルノートが30万円くらいするのが当たり前だったころ、僕には一つの夢があった。高性能なモバイルノートと、当時の高級モデルがほぼ対応していたドッキングステーションを手に入れることだ。そうすれば、外出先ではモバイルノートを軽快に使い、事務所に戻ったらドッキングステーションと合体して、ディスプレーなどにつなぎ、今度はデスクトップパソコンとして活用できる。

 当時ソニーの製品だった「VAIO」、日本IBMの製品だった「ThinkPad」などは、上位機種がそんな機能を売りにしていた。確かに理想的な使い方だけれども、本体が30万円ほどする上に、ドッキングステーションも7万円ほどして、とてもじゃないが買えなかったことを覚えている。今では対応機種が激減しているところを見ると、あまり売れなかったのかもしれない。

 だが、最近モバイルノートへの搭載が増えているUSB Type-C端子には、高速なデータ転送や映像出力に対応しているものもある。これにさまざまなアダプターを接続することで、かつて憧れたドッキングステーションのような使い方ができる。しかも、ドッキングステーションに比べて激安なのだから楽しそうだ――ということで、今回はUSB Type-C端子に接続するアダプターを紹介したい。

 まずは、モバイルノートユーザーにはマストな、USB Type-A変換アダプターからだ。ちなみに、USB Type-A端子はおなじみの一般的なUSB端子のことだ。

購入してみた3種類のアダプター
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