Android端末はさらに便利に使える

 Android端末では、Microsoft Launcherのインストールが促され、いっそう便利に利用できるようになっている。Microsoft Launcherをインストールし、画面を右にスライドすると「フィード」が現れる。これは、カード型の情報表示ツールで、自分が使うものを表示するように、カスタマイズが可能だ。例えば、「ドキュメント」カードには端末で最近使ったOneDriveなどのファイルが表示される。また、「最近のアクティビティ」には、最近使ったファイルや写真、アプリなどが表示される。

 ここでも、メニューからパソコンと連携できるのがポイントだ。ドキュメントでは、最近開いたり編集したりした「Microsoft Office」ファイルをそのままパソコンで開ける。「Word」や「Excel」を自動的に起動してファイルを読み込んでくれるのだから手間がかからない。外出先で受けとったメールの添付書類をパソコンで編集したい場合も2タップでOKだ。

 さらに、写真などは「最近のアクティビティ」に表示されている一覧で長押しして「PCで続行」をタップすれば転送できる。OneDriveを経由しているだけなのだが、マイクロソフト製品でなければここまではできなかっただろう。

 なお、複数のファイルを送る際には片っ端から「PCで続行」を実行しておき、パソコンではOneDriveの「FromYourPhone」フォルダーを開けばよい。

 Windowsとスマートフォンの親和性が高まると、思った以上の使い勝手が実現する。マイクロソフトが自社製のスマートフォンを諦めたのかどうかは定かでないが、スマートフォンとの連携で使い勝手の向上を目指してくれるのは大歓迎だ。

「Microsoft Launcher」をインストールして初期設定を終えると、Microsoft Launcherのホーム画面が表示される。ここから右にスライドすると「フィード」が現れる
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「フィード」にある「最近のアクティビティ」からファイルを選んで「PCで続行」をタップするとPCで該当ファイルを表示できる。ここではワードファイルを指定した
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パソコン側で「Word」が起動して該当のファイルが開く
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写真も「最近のアクティビティ」でファイルを長押しして「PCで続行」をタップ
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パソコンの「Edge」で該当のファイルが開いた
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著者

戸田 覚(とだ さとる)

1963年生まれのビジネス書作家。著書は120冊以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。近著に、『ここで差がつく! 仕事がデキる人の最速パソコン仕事術』(インプレス)がある。
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