食、医療など“健康”にまつわる情報は日々更新され、あふれています。この連載では、現在米国ボストン在住の大西睦子氏が、ハーバード大学における食事や遺伝子と病気に関する基礎研究の経験、論文や米国での状況などを交えながら、健康や医療に関するさまざまな疑問や話題を、グローバルな視点で解説していきます。
 今も日本で大流行中のインフルエンザ。米国在住の大西氏は、日本に帰国するとマスク姿に驚くそうです。それはともかく、はたしてマスクには予防の効果はあるのでしょうか?

 国立感染症研究所によると、2016年2月15日、インフルエンザの流行が全国的に警報レベルに達しました。今年も、日米ともにインフルエンザが流行しています。残念ながら、インフルエンザの流行に関する予測は難しく、シーズンの時期、重症度や長さは毎年異なります。米国疾病予防管理センター(CDC)の報告では、インフルエンザの大流行は10月に始まり翌年の5月下旬まで続くこともあるそうです。

 ピークは地域や国によって違いますが、CDCによれば米国では12月から2月、厚生労働省によれば日本では例年12月から3月が多いとされています。

出典:国立感染症研究所 感染症情報センター「インフルエンザ流行レベルマップ 2016年 第06週 (2月8日~2月14日)」
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■参考文献
Centers for Disease Control and Prevention「The Public Health and Economic Benefits of Taxing Sugar-Sweetened Beverages
厚生労働省「平成27年度インフルエンザQ&A