前編で述べた「条件さえ良ければ一眼レフにも比肩する動体AF」を陰に日なたに支えることになるのが、AF・AE追従最高約24コマ/秒の連写だ。秒間24コマってことは、撮影画像をガーッと送る感じで見るとフツーに動画のように見えるってこと。実際、ボディーでそのように再生してみると、ああ、フツーに動画が撮れてるね…といった連写カットになっている。スゲー。

ソニーが2017年10月に発売したレンズ一体型の高倍率ズームデジカメ「Cyber-shot DSC-RX10M4」(RX10 IV)。実売価格は19万円前後
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 しかも、JPEGなら200コマ以上の連続撮影が可能ときた。このあたり、センサーサイズを巧く生かしているというか、かなり上手にバランスさせていると思う。「メモリー一体1.0型積層型CMOSセンサー」という飛び道具があってこその離れワザではあるのだけど、「1型のそのセンサーだからできること」をちゃんとわきまえてのスペック設定があるからこそ、ここまで“刺さる”カメラになるんだと思う。「何やら世間では1型センサーとやらがはやっているらしいから、とりあえずウチも作るか」的なノリでこだわりなく出したモデルじゃあ、ココまでの存在感は発揮できないだろうってハナシだ。