正直、うなだれながらニヤニヤですわ。ホレ見たことか!というか、してやったりというか、してヤラれたというか。いずれも、我が身に向けての「自己完結感情」に過ぎないというのが、一人遊びが上手なワタシらしくて我ながらキモい(笑)のだけど、ナンのことかといえば、ゴレンジャー化を果たしたRX100シリーズについて語っている過去記事「圧倒的な高画質に衝撃、オチアイ的『RX100』の選び方」で述べていたことそのまんまの展開に、ニヤニヤしながら肩を落としているというワケなのです。

 ニヤニヤはいいとして、なぜに嘆く必要があるのか? RX10、RX10M2、RX10M3と、RX10シリーズをすべて買ってきている過去に「ソニーにまんまとハメられている」との思いが払拭できないからだ。新しくなるたびに確実に「良くなっている」ところが悔しくて憎らしくて、でもだから欲しくなってしまうという、なんかもう物欲の範疇ではなく精神的に籠絡されている感が拭い去れない状況に追い込まれているんである。

 とかナンとかいいながら、ジツはRX10M4、「出てすぐ」には買っていない。幸か不幸か、しばらく使う機会がなかったのだ。なので、その「変わりよう」を実感することができなかった。殊勝にソニーのサイトで画像の確認をしながら「RX10M3とはちょっと絵の感じが変わったような気がしないでもないけど、実際に手を出すのは、やっぱりいちど使ってみてからだよなぁ」なんてことをブツブツ言いながら“待ち”を決め込むこと2カ月弱。後先考えぬ衝動買いだけが取り柄であるハズの私がそこまで落ち着いていられたのは、RX10M2を購入して1年たたぬうちにRX10M3が登場したときの、あのショックを忘れていなかったからでもある。まぁ、アレとは事情は異なるのだけど。

 そして、いよいよ今回。なんと、この記事を書くためにRX10M4を借用する機会に恵まれてしまった! 正直に言おう。使い始めて3分で私はRX10M4の購入を決意した。そして、続きの撮影は後回しにして、急ぎ自宅に戻り身辺整理(下取りに出す機材の選定と磨き上げ)に取りかかったのである。一刻も早く「自分のRX10M4」を手に入れるために。

ソニーが2017年10月に発売したレンズ一体型の高倍率ズームデジカメ「Cyber-shot DSC-RX10M4」(RX10 IV)。実売価格は19万円前後
[画像のクリックで拡大表示]