新年度の始まりとなる4月の特集はずばり“自分改造計画”。ランニングや自転車から万年筆まで、新たな自分になるためのおすすめグッズを紹介します。第1回は「個性派ランニングシューズ」。

 推計の競技人口がおよそ1000万人とされているランニング。ランナーの数は、この10年でおよそ2.5倍になっているという。2016年2月に開催された東京マラソンは、定員2万7370人に対して、30万8810人が応募。抽選倍率は約11.3倍と過去最高を記録した。

 そうした盛り上がりに比例して、スポーツ用品メーカーもランニングシューズにますます力を注ぐようになった。ラインアップは競技レベルごとに細かく分けられ、初級者から中級者に向けたシューズだけでもかなりの数が展開されている。スポーツショップに行けば、その種類の豊富さに驚くはず。ランニングシューズはまさに群雄割拠の時代を迎えているのだ。そのようななか、今シーズンは分かりやすい特徴を打ち出した“個性派モデル”が目立ってきている。

インパクト絶大の “靴下感覚シューズ”

 「ナイキ ルナエピック フライニット」の特徴は、くるぶしまで隠れるミッドカットデザインが採用されていること。物理的にも感覚的にも足首周辺の安定性が高い。

 足を入れるとソックスを履いているような印象で、一本の糸で編み上げる「フライニットテクノロジー」で作られたアッパーはフィット性が抜群。軽くて通気性があるのはもちろんのこと、アーチやかかとの周囲は編み目の密度を変えることでサポート性を向上させている。さらに、中足部には強化繊維を配置してサポート性を高めるケーブルが編み込まれているため、足の動きへの対応力も十分だ。

 アウトソールにゴムを使用していない点もポイント。足圧分布図(プレッシャーマップ)を参考にレーザーで切り込みを入れて作ったピストンのような構造が重心移動を滑らかにし、推進力を生むという。

「ナイキ ルナエピック フライニット」(2万円)。写真のカラーはユニバーシティレッド/トータルクリムゾン/レーサーブルー/ブラック
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こちらのカラーはブラック/フォトブルー/ポイズングリーン/ブラック
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