一年を通してスマホがもっとも売れる春の新生活シーズンを迎えた。需要の中心は新品スマホだが、昨今の「実質0円廃止」で新品スマホの価格が上がったことに加え、各社の競争で料金やサービス内容の改良が進む格安SIMの追い風を受け、一般層の間でも中古スマホへの注目度が高まっている。

 新品と同様に、中古スマホでもiPhoneがダントツの売れ筋だ。旧世代のiPhone 6sや2世代前のiPhone 6は最新のiPhone 7とそん色ない機能や見た目を持ち、多くのアプリやアクセサリーが同じように使えるにもかかわらず、半額以下の手ごろな予算で手に入るからだ。

中古市場でも、スマホはiPhoneが圧倒的な人気を誇っている。新品の流通量が多いため中古品の在庫も潤沢で、多くの中古品から比較検討して買える
[画像のクリックで拡大表示]
まだ割高感のある最新のiPhone 7(左)よりも、値ごろ感が増したiPhone 6やiPhone 6s(右)の人気が高い。Apple Payや防塵防滴には対応しないが、画面のサイズや解像度は同じ。使えるアプリやアクセサリーもほぼ同等だ
[画像のクリックで拡大表示]

 中古iPhone選びの際にまず覚えておきたいのが「大容量モデルが割安に買える」ということ。新品のiPhoneは容量ごとに約1万円の価格差があるが、中古iPhoneは差がおおむね半分程度の5000円前後に縮まる。程度が悪ければ、下位容量モデルと価格が逆転することもある。iPhone 6s以前の機種は最小容量が16GBとなるが、16GBではそのうち容量不足で悩まされることになるのは明らか。64GBや128GBといった大容量モデルを手ごろな予算で入手できるのは、中古ならではだ。一番安いからといって安易に16GBモデルを選ぶのではなく、より大容量のモデルの価格もチェックしながら比較検討すべきだ。

左のiPhone 6は16GBモデル、右のiPhone 6は64GBモデルだが、販売価格は64GBモデルのほうが安い。本体カラーや程度によっては、大容量モデルが安く買えることも珍しくない
[画像のクリックで拡大表示]